iPhone SE2のバイブレーション修理

  • 投稿日:
  • コメント: 0件
  • カテゴリ:

とある朝にいきなり壊れていた。。

はじめに

2020年5月に購入したiPhone SE2ですが、バイブレーションから大きな異音が出るようになりました😥。(着信音よりマナーモードの方が煩いです💦)

4年経ったので、そろそろ買い換えても良いんですけど、iPhone SE4が出そうな時期にSE3を買うのもシャクなので、自力修理を試みてみました。

部品

用意した部品は以下の通りです。

  • iPhone8/SE2 バイブレーター(別窓link
  • iPhone7 / 7Plus 用 精密分解工具 修理 交換 オープニングツール ドライバー (Y字/星型 / + / 大きい+) 4本セット [並行輸入品] (別窓link
  • Neiang スパッジャー 金属 分解ツール ノートパソコン ヘラ 工具 スマホ分解工具 吸盤 オープナー スマホ 修理 ケースオープナー スマホ修理ツール LCDスクリーン 分解 修理 スパッジャー バッテリー交換用(別窓link

2つ目のドライバーセットになぜかヘラや吸盤(使い捨てレベル)が付いていたので、3つめのオープナーはなくても分解修理できました💦。(あれば便利なので余裕があれば買ってください)

あと、本体を開けると防水性能がなくなる(シールが切れる)ので、困る方は防水シールも購入してください。

修理

修理方法は、iFixItという修理情報が詳しく載っているサイトがあるので、そちらを参照してください(iPhone SE2はこちら)。振動機能は「Taptic Engine」と表記されています。

DSC00012.jpg

以前、Switchのコントローラー修理キットの工具でiPad miniの修理を行ったことがあるので、携帯も同じようにできると思いましたが、特殊な極小ドライバ(Y字、+字、☆字)が必要で専用工具を新規に購入しました。(Amazon千円ちょっとでお安いです)

DSC00013.jpg

手順はかなり詳しく書いてありますが、実際の部品は超精密で難易度は高いと思いました。(自身がない人は、下手に手を出さない方が良い)

同じプラスドライバでも、長さが0.2mm差になっていたり、ケーブルが激薄で簡単に切れそうなものばかりだったり、携帯が動かなくなる危険がいっぱいです。

DSC00014.jpg

TAPTIC ENGINEは、長方形のチップみたいな形をしています。ゲームコントローラー用の丸いモーターみたいな形ではないので注意しましょう。(これでiPhone独自の触覚を発生させてるらしいです)

DSC00015.jpg

一番苦労したのは、TAPTIC ENGINEの先っちょの接続部分でした。

ピントも合わないくらい細い髭みたいなものの先っちょがボタンみたいな形状になっており、基盤にポチっと押し込む必要があります。

そのポッチがスピーカー基盤の下に隠れているので隙間から見えないポッチを探して、さらに上から押す必要があります。

DSC00016.jpg

絶対無理と思ったので、スピーカー基盤も外して取り付けました。

このスピーカー基盤を外すのも大変で、スピーカー基盤自体がその隣の基盤の下に潜り込んでいるので、どんどん外す部品が増えていくという恐ろしい設計でした。

なんとか0.1mm単位の隙間からスピーカー基盤だけを滑らせて外すことが出来たので、修理を完了させることが出来ました。(ふぅ...)

DSC00017.jpg

修理完了!

ただ、一発で電源が入らず非常に焦りました。(壊したかと思った...)

よくわかりませんが、バッテリーコネクタを外したことにより、ボタンで起動が出来ないモード?に入っていたようで、電源ケーブルを差し込んでバッテリーに通電したら普通に起動できるようになりました。

おわりに

今回は無事に修理が成功しましたが、携帯を壊したら次の日から生活に支障が出るので、自力での修理はお勧めできません。成功率は6~8割くらいで、今回は正直運がよかったと思ってます。

とりあえず、無事直ったのでiPhone SE4が発売されるまで、これで頑張ろうと思います。

では、また!