iPad mini 6の電源ボタンを自力で交換した

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2度目の延命処置。。普通の人はDIYで直しませんw。

はじめに

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2年前に「iPad mini 6の電源陥没修理」を実施しましたが、また電源ボタンが戻らなくなるのが怖くて、ボタンを剥き出しにしていました💦。

ただ、このiPadを長女が鞄に入れて持ち歩いていたら、「電源ボタンが取れちゃった」と言ってきましたw。(陥没を警戒していたのに、まさかの脱落とはw)

今度こそ買い替えか!?...と思いましたが、最新のiPad miniを買うと9万円後半で非常に厳しいので、もう少し悪あがきしてみることにしました😅。

部品探し

部品を探すと、Amazonとか楽天にはなくて、諦めそうになりましたが、中国のアイ・キングモバイルというショップにほとんどすべての補修部品が売ってました!

怪しいサイトだったらどうしようかと思いましたが、決済方法にAmazon Payがあった(クレジットカードや銀行口座を提供しなくていい)ので、大丈夫そうでした。

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今回の部品は、「【iPad mini 6】電源ボタン&指紋センサーフレックスケーブル」(直link)というもので、互換品がなんと500円!w。(純正は常に売り切れで手に入らず)

まあ、どの道、指紋認証は使えなくなる(本体とペアリングされているらしい)ので、互換品で様子を見ることにしました。

交換

分解方法は、前回と同じでこちらの記事を参考にしました(感謝!)。(有名なifixitの手順は、なぜか別の機種の写真なので役に立ちません😢)

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画面を外して、バッテリーのコネクターを外すところまで、2回目なので簡単に出来ました。

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ただ、前回も苦労した赤丸の基盤の外し方が不明(参考サイトでは未記載)で、非常に苦労しました。(ネットで検索しても裏面の画像は見つかりません。)

前回は諦めましたが、今回はがんばって外したので、記録を残しておきます。(まあ、マイナーなうちのページには、Google検索では辿り着けないと思うけど(苦笑))

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これが裏面の画像です!

裏側は接着剤で、凹凸もないので非常に強く固定されています。シール剥がし剤(イソプロピルアルコールとか)がないと剥がすのは難しいと思います。

まあ、そんなことは知らなかったので、マイナスドライバーとプラスチックのヘラで頑張って外しましたけど💦。(急ぐと基盤が割れるので、秒速1mmくらいのスピードで剥がしました)

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前回の修理で、電源ボタンの土台のプラスチックを捨ててしまっていないか不安でしたが、修理キットの箱に入ってました(ほっ)。

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この土台は、ネジ1本と樹脂ボンドだけで固定されているんですけど、良く見るとフレームに溝が切ってあって、ボタンを押すとそこに引っかかる構造になってました。(ボンドは溝から飛び出さないようにするため...っぽい?)

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電源ボタンの配線の向きが、なぜか逆になるので、試行錯誤しましたが、画像のように配線を折りたたんで使うようです。

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これで期待した向きと場所でケーブルを通すことが出来ました!

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位置決めが出来たので、最後に電源ボタンのプラスチックベースを樹脂ボンドで固定しました。(釣り具の修理用の2液混合タイプの硬くなるやつを塗りました。UVレジンとかでも行けそうな気がします。自然乾燥で固まるボンドとかでは強度不足だと思います。)

あとは、逆の手順で組み付けて行けば完成です。

ただ、2度も分解しているため、いろいろ粘着が弱まって来ちゃいましたね💦。次回分解時は両面テープとかも用意した方が良い気がします。

おわりに

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無事、電源ボタンを埋め込んだ状態で修理が完了しました。(互換品なので若干色が合わないけどw)

ボタンはちゃんとクリック感があり、純正と同等の反応をしてくれました!

説明にあった通りタッチIDは使えないですが、大きな問題ではないので、大学を卒業する2~3年後まで、これでなんとか乗り切ってほしいです😅。(私立の学費が馬鹿高いので新品は買えんぜよ(苦笑))

では、また!