雪道以外では無意味かも?
はじめに
私のジムニーシエラ(5MT)には純正オプションのLSD(約11万円)が入っていますが、電子制御(VSC)が有効だと先にブレーキLSDが効いてしまい、オプションのLSDが仕事をしてくれません😥。
あとは、0-100km/hフル加速時に純正のスイッチで電子制御をOFFにしても、スタート2~3秒で自動解除されるのも不満でした。
そこで、VSCC(電子制御OFFスイッチ)を導入することにしました。
購入品
Vehicle Stability Control Canceller(VSCC)は、いろんなメーカーから出ていますが、CUSCOのやつが安かったので注文してみたら、納期未定で1か月以上待たされてしまい、待ちきれずにレインボーオートの方で再注文しました。
- RainbowAuto VSCC(JB64/74用) 44,900円
内容はこんな感じです。
- 本体
- 割り込ませるケーブル
- スイッチボタン
取り付け
電子機器を取り付けるので、念のためバッテリーのマイナス端子を外します。
メーターのカバーを外します。クリップだけで留まっているので、手前(自分側)へ引っ張れば取れます。
ただ、初見では、なかなか取れないと思います💦。
左側から攻めたり、メーター下部の隙間に手を入れたりすると、バコッと外れると思います。
あとは、メーター本体に2本のネジがあるので、プラスドライバーで緩めます。
メーター裏側のカプラーを引っこ抜きます。
ここに、VSCC付属のカプラーを割り込ませるだけでOKです。(本体の電源も自動で配線されます)
続いて、ボタン(スイッチ)を取り付けるために、運転席右側のカバーを外します。(これもクリップ留めです)
純正のスイッチ類が並んでいるところの空いているカバーを取り外します。
このカバーに直径1cmくらいの穴を空けます。
うーん、これ大変ですね💦。
裏側に補強の板がいっぱい入っていて、単純にドリルで穴を空けてもダメでした。
ニッパー、プライヤー、金ヤスリ、カッターなどをフル活用してなんとか穴を広げました💦。
結局、手持ちのドリルだと1cmの穴は無理だったので、小さい穴を大量に空けて円を描いた後に、カッターで穴を繋いで、最後にヤスリで削ったという感じです。
穴が大きすぎるとネジが噛まないので、若干小さめの穴にした方が良いです。(ヤスリで少しづつ広げる感じで、しっかり固定できる大きさを探る)
このカバーを使う場合は、付属の固定用ナット(画像の銀色のやつ)は装着できませんでした。(カバーの裏側が狭すぎて収まらない)
まあ、裏の固定がなくても動かなくなったので問題ないと思います。(引っ張り方向には力はかからないので)
ここまで来たら、配線を本体に接続するだけです。
本体は、両面テープ(別売)でメーター裏の隙間に貼り付けておきました。
内装を元に戻すと完成です。最終的に見えるのは、この赤いスイッチだけです。
インプレッション
停車中にスイッチを押すと、VSCがキャンセルされ、メーターの警告灯が点きます。この状態は、エンジンを切っても記憶されるので、次回もこの状態でエンジンが始動します。
確か、警告灯が点いていると車検NGだったはずなので、ディーラーなどに出す時はオフにした方が良いと思います。
少し走り回ってみましたが、ドライのアスファルトだと全く変化はないですね(苦笑)。
まあ、電子制御が効くのはタイヤが滑った時とかなので、1速フル加速でもホイルスピンしなかったジムニーシエラだと無意味かもしれません💦。
たまに、加速が良くなるとかいうインプレを見ますが、理論上VSCをオフにしても加速には関係ないはずです。もしかするとスロットル制御に影響するのかもしれませんが、家のジムニーシエラはECUを弄っているので、仮に変化しててもわかりませんw。
活躍するとしたら雪道やダートでサイドブレーキを引いて向きを変えたいとか、雪道の4Hモードでも物理LSDを効かせたい時くらいですかね~。(用途狭すぎ💦)
一応、普段使いする機能としては、これで「アイドリングストップを無効化」できますw。
普段は高級アイドリングストップ装置として使って、あとは冬になるか、砂浜に行ったときに使ってみようと思います。
では、また!
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