高級シュラフ購入!ナンガ「ホクト別注オーロラライト750DX コヨーテ」

手持ちのダウンシュラフを比較してみました。

雑談

2月に友人と深夜ラーメンで暴れてきましたw。

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ドライブも兼ねてたので、PM9時過ぎから富山(高岡)まで遠征して、富山ブラックを食べてきました。

でも、行きたい店が軒並み閉まってて、駅前の適当な店に入ったので、「まあ、普通かな」というレベルでした😥。(しかも、サイドメニューが何もなく、麺も柔らかかったです...)

今時、夜中(PM10時以降)までやってるラーメン屋は絶滅危惧種なんですかね。(昔より激減した気がする)

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口直しに、地元にもあるくるまやラーメン(チェーン店)に行って、濃厚みそニンニクラーメンを食べました!

いや~、正直こっちの方が旨い(爆)。やっぱり、飯屋は冒険(開拓)するもんじゃないね!

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こちらは、サイドメニューも充実しており、3人で炒飯と鳥の唐揚げをシェアして食べました。

さすがに、夜11時にこれだけ食べると、うえっぷです(苦笑)。(46歳には辛いw)

はじめに

本題ですが、家族で氷点下のふもとっぱらキャンプ場に行った時に、寝袋不足で寒い思いをさせてしまったので、追加でダウンシュラフを購入しました。

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先日のキャンプ動画にも写ってますが、買ったのはナンガの高級ダウンシュラフです!買った時は、46,332円 でしたが、今は5万円超えみたいです。(キャンペーン価格だった?)

別注版は、色などを限定して大量発注して少しお安くなっているモデルになります。(性能が同じ公式版は、6万円超えで買えません(苦笑))

SPECは以下の通りです。(販売ページから引用)

表生地 20dnオーロラライト
裏生地 20dnナイロンタフタ
羽毛 DX(ダウン90% - フェザー10%)760FP
ダウン量 750g
構造 ボックスキルト構造
サイズ レギュラーサイズ(180cm対応)
原産国 日本製

モンベルと悩みましたが、モンベルは軽量重視で登山用。ナンガは実用性重視でキャンプ用という印象でした。

性能の見方

簡単にシュラフ性能表の見方を説明します。(最小限なので、詳細はちゃんとしたページを見てください💦)

生地

ナイロン生地の厚みが、デニール(DN)という単位で書かれているので、数値が小さいと薄くて軽い、数値が大きいと厚くて丈夫(暖かい)くらいを覚えておけばOKです。

あとは、撥水機能とか、独自のものは、メーカーの説明を読んで判断しましょう。(ナンガは薄いのに超撥水素材なので、結露で濡れても平気です)

羽毛種類とダウン量

これは単純にダウン量が多いほど暖かいと思っていたんですけど、同じダウン量でもFP値が高い方が暖かい点に注意です。FP値が高いと、ふわっと膨らみ空気を含むので温かいうえに、圧縮すると小さくなるのでコンパクトに収納もできます。(ただし、お値段は高いです)

実際に比べると、Soomloomの激安ダウンシュラフは毛が1000g/650FPで、NANGAは750g/760FPでしたが、NANGAの方が暖かいです。

あと、ダウンを採取する動物の種類によっても性能が変わります。暖かい順に上から記載。

  • グースダウン(ガチョウ)
  • ダックダウン(あひる成長後)
  • ダックダウン(あひる成長前)

ようは、毛1本の体積が大きい方が断熱性能がアップするという話です(今回のNANGAは真ん中のやつ)。産地によっても性能差があるので、寒いヨーロッパ系の方が性能が高いです。(中国産の安いのはそれなりの性能です)

構造

生地に入っているダウンを仕切っている壁の構造を示します。

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断面がこんな構造だと、厚みが薄いところから冷気が来るのがわかると思います。

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こっちはボックス形状なので厚みが均一で、むらが出来にくいと言った感じです。

持っているダウンシュラフを比較検証

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今あるのは、以下の3種類です。

  • NANGA オーロラライト 750DX (ダウン量 750g、FP値 760(製品名DXがこれ))
    4.6万円
  • Soomloom ダウンシュラフ 1000(ダウン量1000g、FP値 650)
    1.1万円
  • Naturehike 高級ダウンシュラフ 超軽量 750FP 封筒型(ダウン量400g、FP値 750)
    1.3万円 × 2つ

今回は、これを0℃の雪山で試してきました。

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夜11時過ぎにテントフルオープンでテストw。無意味に4枚のシュラフを広げなきゃいけないので面倒でした(苦笑)。

①Naturehike 高級ダウンシュラフ(1枚)

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先ずは、400g/750FPを1枚でテスト。

うーん、思ったより寒くはないですが、長時間は耐えれない感じですね。(快適温度 5℃まで)

あとは首筋の隙間を埋める紐が付いてないので、肩が寒いです。

ただ、コンパクトさは断トツでバックパックキャンプとかだと、これ一択です。

②Naturehike 高級ダウンシュラフ(2枚重ね)

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次に同じのを2枚重ねしたパターンです。SPEC上は800g/750FPとなり最強です!

2枚なので寝袋に入るまでが大変ですが、入ってしまえばすごく暖かいです!😊

後で調べてみると、高級なグースダウンが使われているらしく、これなら氷点下でも全然行けます。2枚重ねすると首元の寒さも気にならなかったです。

ただし、いろいろ2度手間なので、普段使いは出来ませんね💦。年1回のファミリーキャンプ時は、これで良いかなと思いました。

③Soomloom ダウンシュラフ 1000

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1年前から使っている冬用のメイン寝袋です。

1000gダウンで使用温度 -10℃までと書いてあったので期待していたんですけど、5℃くらいのキャンプでインナー寝袋や毛布が必要な状態だったので、SPEC詐欺な感じです😅。(匂いも少しある)

首や肩の部分は、しっかり羽毛が入っており、紐で開口部を絞れるので温かいですが、全体的に羽毛の入っている場所に偏りがある(熱が逃げてる)感じで温まりが悪いです。(FP値が低く、ふんわりしてないのも影響しているかも?)

まあ、ダウン量はトップなので、少し補強すれば0℃までなら大丈夫だと思います。あとは、ダウンシュラフにしては嵩張るのが少し気になります。(NANGAを4つは買えないので、ファミキャン時はこれでがんばるしかないw)

④NANKA オーロラライト 750DX

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本命の国産高級シュラフです。

先ずは、ふんわりとしていて寝心地が良いです。(背中にも弾力を感じるほど)

首元のマフラーみたいな部分にも羽毛がたっぷりで、上半身はとても暖かいです。

ただ、上半身に比べると足先が少し薄い感じで、寒さを感じました。湯たんぽやホッカイロを入れて丁度という感じ。

一応、これで0℃の中インナーシュラフの追加なしで快適に寝れたので、高いお金を出しただけの価値はあると思います。

気になるのは、この値段なのにグースではなくダックダウンという点ですが、一応、高級なスペイン産ダックダウンなので、思ったほど悪くなかったです。

ただ、4.6万円出せば外国産のもっと暖かいシュラフを買えるのでコスパはよくないです😅。国産、永久保証、リセールバリューなどに魅力を感じないのであれば、これじゃなくても良いと思います。

シュラフの穴を修理

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NaturehikeやSoomloomのダウンシュラフですが、圧縮/解凍を繰り返していたら羽毛が飛び出るようになったので修理しました。(今回破いたわけではなく、前から気になっていた)

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使ったのは、寝袋用ではなく、ダウンジャケット用の補修シールです。

大きい板状のシールなので、はさみで丸くカット(小さく)して使いました。(角があると剥がれやすいらしい)

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Soomloomの方に貼ると、黒いパッチが目立ちますが、Naturehikeの方は黒いので大丈夫でした。

まあ、寝る時用で人に見せる物じゃないので、これで問題ないと思います。

最後に

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これで、冬用ダウンシュラフが4セット揃ったので、家族で冬キャンプに行けるようになりました。(そんな日が来るかは未定ですが💦)

ダウンシュラフなら圧縮率が高いので、ジムニーシエラのルーフボックスにもなんとか収まります。

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既存の化繊の冬用寝袋(コールマン TASMAN X-18)だと、御覧のサイズ感になって、小さい車だと無理です💦。

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SPEC的には-18℃みたいですが、10℃以下(初ソロキャンプ)で1回使った感じだと、0℃が限界かなと思います💦。

まあ、自宅で被災した時に、予備(実家や親せき用)として置いておこうと思ってるので、これはこれで用途はあると思ってます。

では、また!