スポーツカーじゃないけど、結局付けちゃいましたw。
はじめに
今までの車はスポーティー路線だったので、Defiの後付けメーターを並べてましたが、今回はオフロード路線なので要らないかなと思ってました。
ただ、エキマニを交換してエンジンルームの温度が上がったり、実はエンジン回すのが楽しい車だったり、猛暑で油温が気になったりして、結局いつも通り後付けメーターを購入してしまいました💦。(毎回売っちゃって後悔するw)
購入品
以下を購入しました。(合計したら結構高かった💦)
- エンジンオイル(Mobil1 5W-30) 4L缶 4,700円 (特売)
- Monster SPORT オイルセンサアタッチメント 8FFB10 12,540円
- Monster SPORT オイルフィルター 65SR PFX100 φ65×50 1,980円
- Monster SPORT 2連メーターポッド φ60 JB74W用 25,726円
- TRUST GReddy ネオジムマグドレンボルト MD-02 M14×P1.5 1,971円
(オイルドレンパッキンは付属のものを使用) - Defi Racer Gauge N2 φ60 温度計 レッドモデル DF16903 14,773円
- Defi Racer Gauge N2 φ60 圧力計 レッドモデル DF16803 21,725円
- Defi レギュラーポジションベゼル(RPB) 60Φ PDF08607G 1,329円×2個
合計 86,073円
この他に、配線用のギボシ・分岐端子や、廃油処理箱とかが必要です。
エンジンオイルはオートバックスで購入すると、廃油の処分をしてくれるので、実店舗で購入しました。
いつものMobil1の100%化学合成油ですが高くなりましたね💦。(特売品を見つけたので良かったですが、通常価格は7~8千円でした😨)
K15Bエンジン(JB74W)のオイル量は以下の通りです。
- オイル交換のみ 3.4L
- フィルター交換込み 3.6L
推奨の粘度は以下の通りです。
- 0W-16(JB74W純正オイル)
- 0W-20(JB74W説明書に記載あり)
- 5W-30(JB74W/JB64W説明書に記載あり)
0W-20の特売品があればベストだったんですけど、なかったので5W-30にしました。(燃費は落ちちゃうかも?)
オイルフィルター
- φ65×65 3/4・16UNF スズキ用
(オイルセンサーアタッチメントで下に飛び出るので、低めのタイプ推奨)
オイルセンサーアタッチメントは、既存のブリッツ製を使い回す予定でしたが、K15Bエンジンはオイルフィルターが下向き、かつ奥まった場所に付いているため、汎用品では干渉する恐れがあったので諦めました😥。
Monster SPORTの薄型&スズキ専用品を別途購入しました。(汎用品の倍近くの値段で涙目...😭)
せっかく自分で交換するので、ドレンボルトもマグネット付きに変更しておきました。
メーター本体は、いつもの日本精機(Defi)製です。(値段は高いけど動きの精度が抜群です!)
今回は2連メーター(油温/油圧のみ)なので、単独動作(コントロールユニット不要)で少し安いレーサーゲージ N2にしました。
メーターポッドはMonster SPORT製を選びました。見た目がかっこいいのと、純正メーターの左上に付くので見やすいというのが理由です。
ただ、納期が2ヶ月もかかり、さらに純正オーディオパネルに穴あけが必要なので、ちょっとした覚悟が必要です😅。(画像がないのは、納期が遅すぎて撮り忘れたからです💦)
工具
必要な工具は以下の通りです。
- 内張り剥がし
- 配線圧着工具
- 圧着スリーブ、ギボシ端子
- はさみ
- カッター
- 10/12/14mmのソケットレンチ
- 27mmのディープソケットレンチ
- 6角レンチセット
- プラスドライバー
- 配線通し(針金)
- オイルフィルターレンチ
- オイルドレンワッシャー
- 廃油処理箱(今回は缶に戻して実店舗で処分)
- シールテープ(オイルセンサーアタッチメント付属の液体シールを利用)
ジムニーシエラだとジャッキアップやウマかけが不要なので助かります。
取り付け
オイルパンカバー外し(3型以降)
別ブログでも書きましたが、3型以降のジムニーシエラでは、オイルフィルター(赤矢印部分)が黒いカバーの中に埋まっています。
下側がフルカバーされていてオイルセンサーアタッチメントが付けれないので、チューニング時には取っ払う必要があります。
オイルパンカバーの固定ボルト(10mm×3か所)を外します。
あとは、緑のクリップ2か所でエンジンに固定されているだけなので、引っ張れば取れます。
外すとこんな部品が取れます。
仕組みがわかれば大したことがないんですけど、情報がなかったので、エンジン下部で緑のクリップを必死に外そうとして大変でした💦。
真横から見るとこんな感じです。
内側は発泡ウレタンみたいな素材でエンジンに密着しているので、それをエンジンブロックから引きはがさないと、引っ張っても外れないかもしれません。(試行錯誤しているうちに、いきなり取れました)
オイル抜きとフィルター外し
オイルセンサーアタッチメントを取り付けるためにいったんオイルを抜きます。
エンジン下部のドレンボルト(14mm)を外します。完全に外さずに、オイルが出る直前で止めておきます。
下に受け皿を用意して、ドレンボルトを一気に外すと、エンジンオイルが勢いよく出てきます。
エンジン上部のオイルキャップを外した方が早く抜けますが、あまり出てきても飛び散るので、下だけでじっくり抜きました。
次にオイルフィルターをフィルターレンチで外します。いろんなアームが通っているので、かなりアクセスが悪いです。。(絶対に手とアームにオイルがかかる💦)
オイルが全部抜けたら、忘れないうちにオイルパッキンとオイルドレンボルト(マグネット付き)を付けておきます。(締め付けトルクは35Nmだそうです)
オイルセンサーアタッチメント取り付け
オイルセンサーアタッチメントは、信頼性と薄さで選ぶとモンスタースポーツ一択の状態です。(エンジン形状的に汎用品では厳しい)
薄さ25mmで他のアタッチメントより薄いです。
センサー用の穴は、中央だけ奥行きがないので、ここは油圧センサーしか付けられません。左右は奥まで刺さるので油温・油圧のどちらでも付きます。
ゴムパッキンに軽くオイルを付けてエンジン側に当てて、付属の27mmのボルトで固定する仕組みです。
固定には、27mmのディープソケットを使います。(オイルセンサーアタッチメント以外で使わないサイズですが、結構お高いので困ります)
メーター付属の油温/油圧センサーを準備します。
いつもは、シールテープでオイル漏れを防止していましたが、モンスタースポーツのものには液体ガスケットが付属していたので、こちらを使います。(逆にシールテープは禁止と説明書に記載あり)
油圧センサーに液体ガスケットを塗ります。なるべくオイルに触れる部分には塗らない方が良いそうです。(ネジ2巻き目くらいから塗る)
ただ、液体のものは初めて使ったので、これで良いのかが自信がありませんでした。(なんか汁が多い気がする...)
2つ目の油温センサーに塗ってみると、汁気がなく良い感じでした!
こりゃ、1回目のはダメだと思い、再度塗り直しました。
オイルが漏れると相当面倒なので、ネジの溝に白いのを押し込む感じで、しっかり塗り込みました。
搾りたては水分が分離しているので、安定するまで絞って捨てないとダメみたいです。
メクラキャップ、油圧センサー、油温センサーの順で取り付けました。液体シールなので固まるまでしばらく待ちます(他の作業で30分ほど放置したので十分なはず)。
これを27mmのディープソケット&ラチェットレンチでエンジン側にしっかり固定します(締め付けトルクは22Nm)。ゴムリングにオイルを塗布するのも忘れずに。
エンジンオイルフィルターを戻します。今回は、純正フィルターで干渉するのかを検証するために、あえて純正のまま戻してみました。
ディーラーの定期メンテ時に社外フィルターの取り付けは難しいので、純正フィルターで干渉しないことを願います。(ノーマル車高でオフロード走行もしないので、多分大丈夫だと思ってますが...)
もし、干渉した場合は、モンスタースポーツの薄型オイルフィルターに交換しようと思います。この場合、今後のメンテは自分でやる必要があります。。(全然できるけど面倒くさい😅)
新品のエンジンオイルを準備します。フィルターを外したので一旦3.5L入れてみました。(多すぎると抜くのが面倒なので)
エンジンオイル投入口のキャップを外して、新品のオイルを注入します。
オイル注入後、しばらく待ってからオイルレベルゲージで適量入っているかチェックします。上の穴と下の穴の間に収まっていればOKです。
0.1L少な目に入れましたが、丁度良い量になってました😲。(純正オイルが抜けきっていなかったのかな?)
これで下からオイルが漏れてこなければ、一旦OKです。
エンジンルームから室内への配線
オイルセンサーアタッチメントに繋いだセンサーをエンジンルームから室内に配線します。
Defiのメーターに付いているセンサー用の配線を用意します。(なんか長さが違う気がする)
センサーの先端は小さめになっているので、この部分を室内側に押し込みます。
電装系を触るのでバッテリーのマイナス端子を外します。(10mmのソケット)
運転席側のゴムパッキンから入れるため、バッテリーを外しました。
先に書いておきますが、運転席側からでは長さが足りなくてオーディオパネルまで届きませんでした😭。
最終的には、助手席側から配線しましたが、ゴムパッキンを通す部分は共通なので、そのまま紹介します。
カッターや先の尖ったものでゴムパッキンに穴を空けます。(既存の配線を傷つけないように注意)
針金や配線通しを使って、ゴムパッキンの切込みから室内に配線を通します。
途中で引っかかった場合は無理せずに、エンジンルーム側から押し込むなどしてアシストしてください。(切断したら全て終わりです)
センサーと繋ごうと思ったら届かなくて絶望した瞬間😨。。
助手席側のゴムパッキンです。こちらの方がセンサーアタッチメントから近いので配線を遠くまで持って行けます。(バッテリーも外す必要もありません)
先ほどと同じ作業をして、助手席側から配線を取り出しました。(やっぱり長さが違う...なんで?)
無事、センサー(エンジンルーム)とオーディオパネル(室内)に配線が届きました!👍
メーター配線
社外メーターは配線も大変なので、ここで折り返し地点という感じです。
オーディオパネルを外します。(詳細は、オーディオ交換のレポートを参照してください)
説明書に従い、アース、常時電源、IGN電源(ACCでも可)、イルミネーション電源を配線します。(なぜか日本語の説明なし?)
レーサーゲージN2は単独動作なので、配線をそれぞれに実施する必要があります。
ただ、今後メーターを増やす予定がないので、2本の線を1本にまとめて、オーディオの配線に割り込ませることにしました。
オーディオ側の配線をカットして、圧着スリーブを割り込ませて2本に分岐させました。
2又ギボシ端子を使えば、配線カットなしでも分岐させることが出来ると思います。
配線が終わりました。電源は全てオーディオ側から取り出すことが出来ました。
アースはボディー側の鉄板に繋がったボルトに共締めします。
この状態で、仮接続してメーターが動けばOKです。
2連メーターポッド用の配線穴を空ける
メーターポッドは両面テープで貼り付けるだけですが、配線はオーディオパネル側から穴を空けて通す必要があります。(穴あけすると後戻りが出来ません😅)
最初は、オーディオパネルを取り外さずに穴あけを試みましたが、無理だったので一旦外します💦。
オーディオパネルを固定しているネジを、普通のプラスドライバーで外します。
あとはクリップ留めなので、手前に思いっきり引っ張れば外れます。
無事外れたのでカッターで穴を空けます。これくらいの部品なら新品でも高くなさそうなので、元に戻す時に困らないかな?
2重構造になっているので、内側にも穴を空ける必要があります。
配線を通してみますが、穴が小さすぎて1本が限界でした💦。どうせ破壊するので遠慮なく大穴を開けましょう(苦笑)。
丸い穴で直径2.5cmくらいあれば大丈夫でした。
これでもギリギリですが、無事4本(「電源+センサー」×2台分)のケーブルが通りました。
2連メーターポッドを装着
ここからは、順番を間違えまくって無駄な時間を食ったので、正しい手順で写真を並べ直してます。(時系列的におかしい部分があったら、そのせいです💦。説明書読まない私が悪いんですけど。。)
先ずはメーターポッドにメーターが入るか確認します。
メーター本体に、付属のクッションテープを巻きます。
クッション付きだと全然入る感じがしません。。この時はポッドなどを全部固定後だったので絶望でした😱。
説明書によるとメーターのサイズに合わせて穴を微調整してくださいと書いてありました。。FRPの円形の穴を綺麗に広げるなんて超難易度が高い作業を簡単に書いてくれます。
電動工具があれば良いんですけど、ないのでカッターとヤスリでがんばって広げました。最終的に入れば良いやレベルで無理やり仕上げました💦。
後で思ったが、スポンジ以外の方法で固定した方が早かったかも?
次にこのダミーボルトを先に固定しておきます。
表からねじ込むだけだと思って最後に付けようと思ったら、裏側にナットがあったので、ポッドを外す必要がありました😥。
前準備が全て終わったらメーターポッド本体に付属の両面テープを付けます。
ポッドは純正メーターの左上に固定します。(家のは何度も脱着して、削りカスも付いてて、粘着力がだいぶ落ちてます😅)
かなり遠回りしましたが、なんとか完成しました。(1日仕事でした💦)
このエンブレムだけは手順を気にしなくても問題ありませんでしたw。
最後にエンジンオイルの漏れがないか確認し、配線を干渉しないように結束バンドで固定すれば完成です!
インプレッション
外観
やっぱり、社外メーターは見た目が最高ですね!😁
遠目でもチューニングカーらしさが出ましたね~。
運転時は、こんな感じで見えます。視界の邪魔にならず、数値も見やすくて良い場所です👍。
夜はこんな感じです。純正と色が違いますが、赤系なのでそんなに違和感はありませんでした。
映り込み問題発生
機能と見た目は大満足でしたが、フロントガラスにメーターが映り込んでいるのが気になりました。
レーサーゲージ N2の縁が銀色で反射しやすい素材なのが問題のようです。
エッセの時にも同じ問題が発生したので、同じ対策をしました。
Defiから純正のカバー(レギュラーポジションベゼル)が出ているので、それを被せれば解決します。
想定通り、縁が黒くなり、映り込みがほぼなくなりました。
全体的に黒色になって引き締まりました。
モンスタースポーツのエンブレムも金属なので、若干映り込んでしまいます。
気になるほどではないですが、改良のついでに剥がしておきました。(金属板なので一度外すと、グニャグニャになって再利用は無理そうです。。)
ベゼルにレッドマーカーが付いているので、温度や圧力の目印にすることが出来ます。
油圧は1.0以下、油温は120℃以上を上限にしてみました。
油温・油圧の状態
ジムニーシエラ(JB74)のNA吸排気フルチューンの仕様での、油温・油圧の状態を記録しておきます。(真夏の35℃の日です)
油温は、90~100℃近辺で安定している。峠でエンジンを回しても110℃まで行くことはほとんどない。(夏の高速道路を3000rpm以上で連続走行すると高温になるかもしれない)
油圧は、エンジン始動直後は4.0で、油温90度くらいのアイドリング時は1.0前後で安定する。
これは、Mobil1 5W-30の場合の数値なので、純正オイル(0W-16)だと、また違った値になるかもしれません。(純正は見るからに粘度が低くてシャバシャバだったので💦)
Mobil1の100%化学合成油にしましたが、純正と街乗り加速が変わらないのは粘度の影響がでかそうです。チョイノリ燃費は落ちそうですが、高回転まで回した時のスムーズさと安心感は、やっぱりMobil1の方が良いと思います。
では、また!
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