折り畳みチタン薪ストーブ(COOK'N'ESCAPE)&新幕購入

薪ストキャンプギアを大幅軽量化!キャンプ沼は続くよ...どこまでも(苦笑)。

はじめに

これまでの薪ストーブ冬キャンプギアが重すぎたので、軽量化してみました。

■BEFORE

  • Soomloom HAPI 4P(サーカスTCDXの類似品)(16.4kg)
  • テンマクデザイン ウッドストーブサイドビュー Mサイズ、煙突ガード、他オプション(14kg)

合計 30kg(重い!)

■AFTER

  • YOKA TIPI(2.0kg、ペグなし)
  • チタンマニア チタンペグ 24cm(56g)×14本(786g)
  • COOK'N'ESCAPE チタン薪ストーブ(4.6kg)

合計 7.4kg(軽い!)

新規購入品

新規購入したのは以下です。(Amazonのブラックフライデーセールで購入しました)

薪ストーブ『COOK'N'ESCAPE チタン薪ストーブ』

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(公式画像より引用)

折りたたみ式のチタン薪ストーブは、いろんなメーカーから出ていますが、ちょっとマニアックなCOOK'N'ESCAPE製にしました。(一応、同社のチタンマグを持ってます)

理由は、36cmのホームセンターの薪がそのまま入るサイズ感と、付属品が充実している所です。(スパークアレスター、ロストル、扉を開けるリングなど付属)。(POMOLY製で似たのが出てます)

そして、ブラックフライデーで4.7万円→3.3万円になっていたのが決め手です!(定価だと買ってないと思う)

重量は、本体3.1kgで付属品込みで4.6kgと、チタンにしては重い方だと思います。その代わり、歪み防止の板や、拡張オプションなどがあるので、長く使えるような気がします。

ワンポールテント『YOKA TIPI』

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テントは、買い替えるつもりはなかったんですけど、いろいろ見ていたら良いのが見つかってしまったので、買っちゃいましたw。

決め手は、ポリエステルで軽量・設営簡単なワンポールテントなのに、煙突穴付き(場所も良い)という点です。

薪ストーブ入れるなら、TC素材というのが定番ですが、それだと8kg近くの重量になってしまい、Soomloom HAPI 4Pと入れ替えるメリットが薄れます。(ぶっちゃけ、最初はHAPI 4Pにチタン薪ストーブを入れる予定でした)

少し高い(3万円超えな)んですけど、デザインも色合いも好みだったので、衝動買いしちゃいましたw。

軍幕テントはどう?

最初の方はカーキ色の軍幕テント(TC素材)を調べてました。

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安くてカッコいいTOMOUNT パップテント TC軍幕 ソロテント 2人用とか。

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定番のBUNDOK(バンドック) ソロ ベースとか。

武骨感があって憧れますよね~。でも、メリット・デメリットを調べると、私の用途には合わないと判断しました。

メリット
  • 見た目がカッコいい(これが全てかもw)
  • ソロには丁度良いサイズ感
  • タープ不要
デメリット
  • 雨や風に弱い(雨男の自分には、これが致命的w)
  • 煙突穴がサイドの低い場所にある(テントが燃えそう)
  • 設営が手間(ワンポールが楽過ぎるとも言う)

雨か雪のお籠り薪ストーブキャンプを想定すると、見た目重視のパップテントじゃなくて、実用重視のワンポールテントだよなぁ...という結論です。

試し張り&火入れ

こちらは動画を作ったので、そちらを参照してください。

以降、動画の補足です。

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荷物は大幅に減りましたね。今回はデイキャンプなので極端に少ないですが、宿泊の場合でもコンテナ1個とクーラーボックスを追加するだけで良いはずです。

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動画内ではあまり紹介してませんが、煙突穴はこんな感じです。

穴とスカートみたいなものの2枚構成なので、ポリエステルが煙突に接触する確率を下げてくれます。

穴の位置もテントの一番上の方なので、テント内で熱を逃がしてくれて、温度が下がっていると思います。(逆にテント内に熱が籠るので、中途半端な気温だと暑そうです💦)

設営完了

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今回は、2mの標準煙突だったので、テント内には設置しませんでした。

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テントに穴を開けたくないので、実践時は2.5 or 3.0mの煙突を使用予定です。

ただ、購入したD&Rの巻き煙突は梱包を小さくするために、必要以上に巻いてあり、キャンプ場では煙突形状にすることが出来ませんでした(苦笑)。

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薪ストーブで作った熱湯で、コーヒーを淹れて、デザートを愉しみました。(ブレンディ スティックだけど泥水にしか見えんな(爆))

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ただ、この薪ストーブは、ガラスが煤でくもり易いことがわかりました。。

曇り対策としては、以下の2つが考えられるので、今度試してみます。

  • ガラスの固定ボルトにワッシャーを噛まして、エアカーテンを作る
  • 車のガラス用のガラコを塗る

前者は、このタイプのガラスだと無理そうなので断念。(ガラスが外側ではなく、内側に固定されている)

後者は、まだ未実施ですが、何もしないよりもマシという感じらしいです。

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天板はチタンブルーになりました。歪みは想定通りというか、少し歪むけど、補強ステーが入っているので、他社よりはマシという感じです。

自宅で巻き煙突を展開&火入れ

自宅に帰ってから、D&Rの巻き煙突の展開に挑戦しました。

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左に写っているゴム付き(滑り止め)の手袋を使ったら、だいぶやり易かったです。

とにかく巻き癖が強くて、手を離すと元の形状に戻って行ってしまうので、両手とも抑えっぱなしで捻じっていくという難しい作業を求められました💦。

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コツがわかれば、そんなに難しくなく、きれいな表面のまま筒状にすることが出来ます。(他の人の動画でベコベコにしている人を多数見たので、慎重に作業した(苦笑))

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D&Rのチタン巻き煙突は、1本5~6千円でほかより安いんですけど、品質はそれなりという感じでした。(板が薄いし、リングの溶接も下手)

まあ、煙突として使う分には特に問題なさそうなので、使いこんで何か問題が出たら別途報告します。

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ちょっと風邪気味ですが、せっかく筒状にしたので、がんばって焼き入れをしておきます。

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動画ではうまく行ってませんでしたが、冷えた状態でオプションのサイドテーブルを取り付けたら、問題なく装着できました。(熱膨張後は穴が広がって嵌らない感じ)

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大は小を兼ねるということで、先に3.0mの煙突を立てました。(たっ高い!)

YOKA TAPIとジムニーシエラの全高がほぼ同じ(1.7m)なので、これだけ高いと多少の火の粉でも安心できそうです。

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煤の曇りをなんとか除去して、辛うじて炎が見えるようになりました😅。

最初は、オガ炭を入れてたんですけど、炭だとジワジワ遠赤外線を出すだけで、温度自体はあんまり上がらなくて、堅薪も追加しました。(炭は煤でないけど、薪だと煙突汚れちゃうんだよな...)

結局、一度火を入れると、煙突交換ができなかったので、2.5mの煙突は火入れできませんでした。(とりあえず筒状で1週間放置してみます)

ガラスの煤除去

火入れの次の日から、インフルエンザになってしまい、しばらく動けなかったのですが、少し回復したので薪ストーブのメンテナンスを行いました。

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いや~。酷いw。2回の使用でこれは、あんまりですね!

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手強そうなので、薪ストーブ専用のガラスクリーナーを購入しました。(3千円!)

一応、ウェットティッシュに灰を付けても取れるらしいけど、ガラスに傷が入ることもあるらしいです。

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結構、さらさらした液体です。

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簡単にキレイに!...とは行かなかったですが、地道に磨いたらピカピカに出来ました!👍

おわりに

今回、新幕と新薪ストーブを購入しました。やっぱり、重いより軽い方が良いですね~。

もし日産ノートの時代に手に入れてたら、ファミキャンで薪ストーブという素敵なことも出来たかもしれませんね。(ジムニーじゃ不可能だけどw)

実践編は、今週(12/16~17)の予定でしたが、インフルになったのと、風速10m/s以上の暴風雨ということで、延期になりました😥。

どうせなら、0℃近くの寒い日に薪ストーブ効果を体感したいので、年末年始の長期休暇の時にでも行こうと思います。

では、また!