ポタ電と太陽光で自家発電 その3「100Wパネル×4枚増設」

泥沼にはまってきた(^^;

はじめに

その2で、折りたたみソーラーパネルから充電できるようにしましたが、思ってたより重くて良い固定方法が思いつかなかったので、据置型の100Wソーラーパネルを4枚設置することにしました💦。

余った折りたたみ220Wは、ベランダに固定してRIVER2 Pro(容量768Wh)用として使えば、1日で満充電できるはずだし、折りたたみ160Wは外に持ち出す時に使えば無断ならないと思います。

ソーラーパネル追加購入(100W×4)

ECOFLOWの100W据置ソーラーパネルを調べると、以下が見つかりました。

  • フレキシブルタイプ(重量2.3kg) 1枚 約2万円
  • アルミフレームタイプ(重量6.3kg) 2枚 約3万円

前者は車の屋根とかの曲面に付けるタイプで少し高いので、後者の金属フレームの方を2セット(400W分)購入しました。

パネル到着

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商品が到着しました。約6万円で400Wの高効率ソーラーパネルが手に入ったので、結構お買い得だと思います。

追記:後からECOFLOWはソーラーパネルは回収してくれないことがわかったので、割高の純正品を選ばなくてもよかったかなと...思いました😅。

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1箱に100Wパネルが2枚入っています。1枚当たり6.3kgなので取り回しは容易です。

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見慣れたMC4コネクタが付いてます。

接続方法の検討

複数のソーラーパネルを接続する場合、並列と直列が選べます。

ポイント

  • W(ワット)=V(ボルト)×A(アンペア)
  • 直列はVが増える(車で例えると速度アップ=漏電(事故)すると危ない)
  • 並列はAが増える(車で例えると車線アップ=太いケーブルが必要)
  • 直列は影の影響を受けやすく、並列は影の影響を受けにくい

仕様(上限)の確認

パネルとポタ電の仕様に合わせた接続をしないと、壊す原因になるので慎重に検討しましょう!

  • ECOFLOW ソーラーパネル 据え置き 100W 58.4× 98.0×3.0cm 出力 17.1V× 5.9A
  • ECOFLOW DELTA2 ソーラー入力(最大500W 11~60V、15A)

■直列2×並列2

 ①17.1V×5.9A+②17.1V×5.9A┓
          34.3V★×11.8A=404.74W
 ③17.1V×5.9A+④17.1V×5.9A┛

 ★ポタ電の許容範囲内だが、30Vを超えるので電気工事士の資格が必要

■並列4

 ①17.1V×5.9A ┳━17.1V×23.6A★=404.74W
 ②17.1V×5.9A ┫
 ③17.1V×5.9A ┫
 ④17.1V×5.9A ┛

 ★ポタ電の最大アンペアオーバー

■直列4

 ①17.1V×5.9A~④17.1V×5.9A ⇒ 68.4V★×5.9A=403.56W

 ★ポタ電の最大ボルトオーバー

テスト接続

検証の結果、「直列2×並列2」以外に選択肢がなかったので、これで行きます。

電気工事士の免許の件については、親が免許を持っているので、協力(監修)してもらいました。

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一旦、地べたに置いて動作確認します。

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並列接続の場合、Y字分岐コネクタと、逆流防止ダイオードが必要になります。

電圧は低い方に流れて行ってしまうので、片方のソーラーパネルだけに影がかかった場合に逆流する可能性があるため、このダイオードで片方にしか流れないように制御します。(ただし、電気ロスで少し発電効率が落ちるらしい)

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すごい!10mの延長ケーブルと逆流防止ダイオードで効率は落ちているはずなのに、332Wも出ました!最短距離で繋げば400W出るかもしれません!

仮設置

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今週は時間がないので、カーポート上に仮設置しました。(次の作業日まで、日陰に放置しておくのも勿体ないので)

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一応、簡単に飛んで行かないように強力マグネットで固定してあります。

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折りたたみ220Wソーラーパネルの方も、ベランダに針金で仮固定してます。

これで、本設置までの待ち時間もソーラーパネルの電力を使えるようになりました!

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ただ、我が家は完全真南ではなく、少し角度が付いているようで、西日の時間になると家の陰になってしまうようです。(最大効率で発電できるのは10時~15時くらいでした)

次は、小改善とエクストラバッテリー編です。