エッセ改造記録
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RSマッハ「純正流用セミクロスミッション」

(2016/04/03)
ダイハツ エッセに純正流用セミクロスミッションを装着した時のレポートです。

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はじめに

エッセの購入当初から気になっていた、2速から3速へのシフトアップ後の加速感のなさを解消すべく、駆動系の改造計画を発動させました。

インプレッション(動画あり)を先に見たい人は5ページに飛んでください。クロスミッション化の経緯の詳細については、4ページで紹介しています。

リサーチ

クロスミッション(ギア比の変更)と言っても、いろんなバリエーションがあるので、まずはリサーチしてみました。独自に調査した結果ですので、内容については責任は持ちません。

流用可能車種

代表的な車種の一覧です。(赤字はエッセと異なる部分)

車種 1速 2速 3速 4速 5速 最終
エッセ(参考用) 3.416 1.947 1.250 0.917 0.750 4.933
マックス(NA 4WD,L960S)
MOVE(NA 4WD,L160S)
3.416 1.947 1.250 0.917 0.750 5.923
コペン 3.181 1.842 1.250 0.917 0.750 5.545
シャレード(デトマソ?) 3.090 1.750 1.250 0.917 0.750 4.266
ストーリアX4 3.090 2.055 1.518 1.058 0.750 5.545

見てわかる通り、ダイハツ車は3速〜5速が共通になっている(X4シリーズは除く)ので、他車種の1速、2速、ファイナル、シャフトなどを持って来れば、エッセに付けられます。ただし、ミッションケースは車種別なので、分解して組み込み直す必要があります(だから工賃が高い)。

ギア比は、数値を上げると加速重視になり、下げると最高速重視になります。また、各ギアの数値の落差が大きいほど、シフトチェンジ後のエンジン回転数差が大きくなります。ファイナル(最終減速比)は、各ギアの繋がり(回転差)は変えずに、最高速を調整することができます。

理屈のみでは分かり難いと思うので、具体例で説明します。 以降のグラフや表は、エッセカスタムの純正タイヤ(外径557mm)で計算してあります。別のサイズの場合、以下を参考に脳内変換してください[汗]

5速 3000rpm時の速度差(外径順)
グレード タイヤ 外径 速度 誤差
後期型D 145/80R13 562mm 85.9km/h +0.01%
- 165/55R15 562mm 85.9km/h +0.01%
CUSTOM 155/65R14 557mm 85.1km/h +0.00%
- 165/55R14 537mm 82.0km/h -3.64%
前期型D/ECO 145/80R12 536mm 82.0km/h -3.64%
その他 ギア比シミュレータで計算してください

エッセ

ESSE
変速比 ギア 0 1500 3000 4500 6000 7500 変速後 100km/h
3.4161速0919283747-16,058
1.9472速016334966824,2759,153
1.2503速02651771021284,8155,876
0.9164速035701051391745,4964,306
0.7505速043851281702136,1413,526
4.933最終減速比(ファイナル)

ファイナルが4.9で最高速重視(=燃費重視)です。1、2速が高めのギア比(加速重視)になっているのはローパワーでも発進し易くするためでしょう。しかし、3〜5速はダイハツ共通のままになっているため、2速と3速が離れてしまったというわけです。

マックス、MOVE(4WD)

MAX_MOVE
変速比 ギア 0 1500 3000 4500 6000 7500 変速後 100km/h
3.4161速0816233139-19,281
1.9472速014274155684,27510,989
1.2503速0214364851064,8157,055
0.9164速02958871161455,4965,170
0.7505速035711061421776,1414,233
5.923最終減速比(ファイナル)

4WDなので、雪道でパワーが食われないように、ファイナルを高めて加速重視にしたのでしょう(高速道路では回転数が高くなって煩そうです)。ただ、エッセにこのファイナルだけを入れても、2速から3速の回転落ちは変わらないため、他車種の1速、2速を組み合わせて使うのが一般的です。

コペン

ファイナル 5.5(コペン純正)の場合
COPEN_5.5
変速比 ギア 0 1500 3000 4500 6000 7500 変速後 100km/h
3.1811速0918273645-16,809
1.8422速015314662774,3439,733
1.2503速0234568911145,0906,605
0.9164速03162931241555,4964,840
0.7505速038761141511896,1413,963
5.545最終減速比(ファイナル)

ファイナル 5.9の場合
COPEN_5.9
変速比 ギア 0 1500 3000 4500 6000 7500 変速後 100km/h
3.1811速0817253342-17,954
1.8422速014294358724,34310,397
1.2503速0214364851065,0907,055
0.9164速02958871161455,4965,170
0.7505速035711061421776,1414,233
5.923最終減速比(ファイナル)

ターボ、かつファイナル 5.5ということで、エッセより1、2速を3速に近づけてあります。これが普通と言っても良いようなバランスの良いギア比なので、流用の定番車種です。ただし、エッセはNAなので、ファイナル 5.5では5速まで使い切れないでしょう。

シャレード(デトマソ)

ファイナル 4.2(シャレード純正)の場合
CHARADE
変速比 ギア 0 1500 3000 4500 6000 7500 変速後 100km/h
3.0901速01224364860-12,562
1.7502速0214263841054,2487,114
1.2503速03059891181485,3575,082
0.9164速040811211612015,4963,724
0.7505速049981481972466,1413,049
4.266最終減速比(ファイナル)

ファイナル 5.9の場合
CHARADE_5.9
変速比 ギア 0 1500 3000 4500 6000 7500 変速後 100km/h
3.0901速0917263443-17,441
1.7502速015304661764,2489,877
1.2503速0214364851065,3577,055
0.9164速02958871161455,4965,170
0.7505速035711061421776,1414,233
5.923最終減速比(ファイナル)

1〜2速がコペンよりさらに3速に近づいています。表を見るとシフトアップ後(変速後)の回転数が良い感じであることがわかると思います。

ファイナル 4.2については、普通車でスピードレンジが全然違うためであり、エッセに流用することはないでしょう。

COPEN_CHARADE
車種 1速 2速 3速 4速 5速 最終
コペン 5.9仕様(実線) 3.181 1.842 1.250 0.917 0.750 5.923
シャレード 5.9仕様(破線) 3.090 1.750 1.250 0.917 0.750 5.923

コペン用と迷うと思うので、ファイナル 5.9同士の比較画像を作りました。この僅かな違いをどう思うかは、好みの問題だと思います。フル加速した場合、2速シフトアップ直後はコペンの方が回転が95rpm高くなり、3速シフトアップ直後はシャレードの方が267rpm高くなります。

まあ、悩む以前に、シャレード用の保守部品は入手困難になりつつあるため、選択肢として選べないかもしれません[汗]

ストーリアX4

STORIA
変速比 ギア 0 1500 3000 4500 6000 7500 変速後 100km/h
3.0901速0918283746-16,328
2.0552速014284155694,98810,859
1.5183速019375675945,5408,021
1.0584速02754801071345,2275,591
0.7505速038761141511895,3173,963
5.545最終減速比(ファイナル)

競技(ラリー&ジムカーナ)用に作られた車のため、贅沢(特殊)なギア比になっています。1〜3速までは極端な加速重視で、4〜5速はスピードを乗せる(巡行)用という感じです。ただ、エッセに入れると90km/h付近で4速に入り、加速が鈍るのが難点です。ストリートでは扱い辛いと思います。

ダイハツの純正部品ですが、特注に近いギアであるため、値段が高いのが難点です。特に3速は高いうえに壊れやすいらしい。(こちらも古い車種のため、部品の入手が難しく(高く)なりつつあります)

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