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ビリオン「スーパーサーモLLC タイプR プラス」

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LLC交換(注入編)

  1. さて、いよいよLLCの注入です。注入は簡単なんですけど、面倒なのはエア抜きです。 これを怠るとエア混入によりオーバーヒートが発生し、最悪の場合エンジンを破損します。
    ここだけマーチに特化した話ですが、整備要領書によると、
    1. エアコンヒーターの配管の出口側を外して、高さを調整します(e-4WDはエア抜きプラグが付いているらしい…いいなぁ)。
      (整備要領書)
    2. ラジエター上部から2リットル/min以下のスピードでLLCを注入してください。
    3. エアコンヒーターの配管からLLCが出てきたら配管を接続し、注入を続けてください。
    4. リザーバータンクのMAXまでLLCを注入。
    5. ラジエターキャップを締める。
    6. 3000rpmで10分暖機する。
    7. エンジン停止後、LLCが冷えてからリザーバータンクの量を確認してLLCを足す。
    と書かれています。

    ここはおとなしく従おうと思い、配管を外しにかかりましたが…うーん取れない。
    「おりゃ!」……「パキ!…ポロ……」。やっちまいましたプライヤーでホースバンドを摘まんでいたらバンドを壊してしまいました(T_T) しょうがないのでこの方法は諦めて、代わりに念入りにエア抜きをすることにしました(以降の作業は自己責任でお願いします。)。

    実写版(狭くて外しにくい…)
    (エア抜き準備)
  2. とりあえずLLCを注入します(えぐい色をしとる)。このLLCは原液でちょうど良いようにブレンドされているので水は入れないでください。最初は3リッター弱しか入りませんでした。 (ジャッキアップ)
    1. 写真の状態でエンジンをかけます。
    2. エアがポコポコでます。軽くエンジンを吹かす(2~3千回転)とエアが出やすいです。
    3. サーモスタットが開くと、エアが大量に出て液面が下がります(ペットボトルから見えなくなったら継ぎ足します)。
    4. エア抜きを促進させるため、アッパーホースやエアコンヒータの配管をもみもみしてあげます(笑)。かなりエアが出ます。
    5. 15分くらい上記を繰り返し、エアが出てこなくなったら止めます。

    これでLLCが3.5リッターほど入りましたが、エンジン内の水と混ざってしまい少し薄い状態になっています。 せっかく6リッターも買ったので、濃度を高めるために一旦2リッター抜いて、新品を2リッター注入しておきました。 これでだいぶ濃くなりましたが、論理的に100%の濃度で入れ替えは不可能です。

    余った0.5リッターは継ぎ足し用にとっておきます(水温計取り付け時にも使うだろうし)。

  3. リザーバータンクのMAXまでLLCを注入し、元の位置に取り付けます。ラジエターキャップを取り付けテスト走行します(エンジンの回しすぎにご注意)。
    走行後、エンジンが冷えた状態でリザーバータンクをチェックし、減っていれば継ぎ足してください(次の日に見たら減ってました)。
    (ジャッキアップ)

インプレッション

水温計がないのでさっぱりわかりません(爆)。後日水温計を取り付けた後にインプレします。

ちなみにLLCの液をこぼすと、白い斑点状に結晶化してなかなか取れません。 ボディーに付いたら最悪で、磨いても取れないのでコンパウンドなどで削るしかないかもしれません。

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