マーチのある生活
閲覧数:5,295
TOP > メンテナンス > エア抜き(ブレーキ) > ブレーキのエア抜き

「ブレーキのエア抜き」

全2ページ(  1   2  )  前へ

作業手順

ブレーキは重要保安部品であるため、ミスをすると重大な事故に繋がります!。DIYで作業する場合は、自己責任で!!

以下は整備要領書を元にした手順に補足を追記したものです。

  1. キースイッチをOFF 位置にし、ABS アクチュエーターコネクターを外す。
    (コネクタの場所が不明だったので、とりあえずバッテリーのマイナス端子を外しました)

  2. リヤ左輪のエアブリーダーにビニールチューブを接続する。

    ブレーキブリーダーボトル エアブリーダー
    (エアブリーダーは右の画像のようなキャップが付いてる場所です。画像はフロント側です。)
  3. ブレーキペダルを一杯まで4 ~ 5 回踏み込む。

  4. ブレーキペダルを踏み込んだ状態で、8mmのメガネレンチでエアブリーダーを緩めエアを出し、素早く締め付ける。

    リアのホース フロントのホース
    (エアの抜け具合、左はリアの画像、右はフロントの画像)
  5. エアが出なくなるまで手順4 ~ 5 の作業を繰り返す。

    ハンマー
    (ハンマーで振動を与えるとエアが出やすいです)
  6. エアブリーダーを規定トルク(6.9 ~ 8.8N・m {0.7 ~ 0.9kg・m})で締め付ける。

  7. 次に手順3 ~ 7 の作業要領で、マスターシリンダーのリザーバータンク内に半分以上の量があるように補充しながらフロント右輪、リヤ右輪、フロント左輪の順にエア抜き作業を行う。

    フルードタンク
    (リザーバータンク)

補足

一人で作業する場合は、ワンウェイバルブ(逆流防止弁)付きのブレーキブリーダーボトルを用意し、エアブリーダーを緩めた状態でブレーキペダルを踏んでエアを抜いてください。エアブリーダーを緩め過ぎるとエアが戻るので、最後の仕上げの段階では少しだけ開いた状態で抜くと良いです。

全2ページ(  1   2  )  前へ

スポンサーリンク

人気記事

More



back  home