ノート NISMO S改造記録
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「車高調整式サスペンションの調整」

(2018/11/23)
日産 ノート NISMO Sの車高調整式サスペンションの調整をした時のレポートです。

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はじめに

ジャッキ前

HKSの車高調を取り付けたので、冬に向けて車高を最大まで上げてみました。

工具

作業に必要な工具は、以下の通りです。

  • ジャッキアップ道具一式
  • 車高調付属のフックレンチ×2
  • メジャー or 定規
  • CRC556
  • プラスチックハンマー
  • 18mmのソケット
  • ソケット延長アダプタ(30cm位)

作業手順(フロント)

  1. 4輪ジャッキアップします。

  2. まずはフロントをHKSの走行可能上限値まで上げます。

    説明書(基準値) 説明書(フロント)
  3. フロント下側のブラケットロックナット(灰色)を緩めて、車高調整ネジが稼働する状態にします。固い場合は、フックレンチをハンマーなどで叩いて瞬間的な力で緩めます。

    車高調整は、上げる場合は画像赤色部分を右に回します。下げる場合は画像青色部分を左に回します。そうすると、ネジを切ってある筒が下のブラケットに出たり入ったりして上下します。(この方法だと、車高を変えても乗り心地は変化しません)

    フロントブラケットロックナット ハンマー
  4. とりあえず、E12改(HR16DE)の最大の巻き上げ寸法である62mmに調整します。これでE12改の純正車高(+0mm)までは簡単に上がります。

    フロント巻き上げ寸法MAX
  5. 全長調整の範囲だとノーマル以上には上がらないようなので、E12(HR12DDR)の方のデータを参照し、+2cm上昇を試みます(この先は自己責任で…)。

    E12ノーマルとE12改のデータを見比べると、スプリングセット長に違いがあり、スプリングの最下部の固定位置が18mm上にあるようです。

    スプリングロックナット緩め

    ということで、スプリングロックナットを緩めて、その上のライドハイトアジャスターを回してスプリングを上昇させました。

    スプリング最大上げ

    わかりやすく書くと、画像の赤い部分がブラケット調整で、青い部分がスプリング位置調整という感じです。なお、スプリングの位置を変更するとプリロードがかかり、乗り心地が変化するはずですが、18mm位だと大きな変化は感じませんでした。

  6. あとは、ロックナットの締め付け確認と、タイヤ・ホイールを取り付ければフロントは完成です。

作業手順(リア)

  1. リアは調整というよりバネ交換と同等の作業で超面倒ですww。(4輪独立サスペンションが羨ましい…)

  2. まずリアダンパーの下側を固定している大きなボルトを18mmのレンチで緩めます。固着しているとかなり厄介なので、長めのエクステンションがあると安心です。

    18mmレンチ リアネジ1
  3. ネジは純正パンタジャッキで高さを調整して無負荷の状態になれば手でも回せます。(ピンポイントなので探すのが難しいけど)

    リアネジ2
  4. 左右のメンバーを同時に下ろせば、バネが自然と外れます。注意点としては、下げ過ぎるとブレーキホースやヘッドライトのハイトセンサーが突っ張って故障する可能性があります。

    ジャッキダウン リアバネ
  5. 車高調整は、バネのライドハイトアジャスターと、ダンパーのケース長の2カ所で行います。

    説明書(リア)
  6. ライドハイトアジャスターをフックレンチで緩めて、巻き上げ寸法を最大長の65mm(+15mm)まで伸ばします。(画像1枚目がBEFORE、2枚目がAFTERです)

    リアハイトアジャスター リアアジャスター最長
  7. ダンパーのロックナットを緩めて、車高と同じ長さ分伸ばします。(ストローク量を伸ばして足を動くようにする)

    リアロックナット リアロックナット緩め
  8. これでとりあえず、リアもE12改純正の車高に戻ったはずです。(計算上 -18+15で-3mmのような気がしますが、説明書上は+0mmらしいです?)

  9. リアもE12ノーマルだと+2cmなので、設定値をじっくり確認してみましたが、ケース長も巻き上げ寸法も全く同じなのに、車高だけ17mm違うという不思議な状態です。

  10. 予想ですが、E12ノーマルはダンパーのゴムブッシュの厚みと、バネを固定する土台の厚みが違うのでは?…と思っています。(そうじゃないと同じ部品を付けて車高が違う理由が説明できない)

    リアゴムブッシュ
  11. 手持ちのアイテムでなんとかリア車高を上げれないか、試行錯誤してみましたが、純正のバネにHKSのアジャスターを付けるという裏技は出来なかったので諦めました。

    リアバネ比較1 リアバネ比較2 合体不能
  12. また、HKSと純正バネ(ダンパーはHKSのまま)を比較してみましたが、HKSの方がダンパーが伸ばせる(=車高が高い)ので、HKSの方で組付けました。

    純正バネ HKSバネ
  13. リアは不満が残る結果でしたが、ジャッキダウンしてみると、そんなに前上がり感はなかったので、これで様子を見てみます。

ヘッドライトの調整

前上がりになると困るのがヘッドライトの角度です。LEDヘッドライトでは、高さを自動調整する機構(オートレベライザー)が付いており、それは当然純正車高がベースになっています。

リアのトーションビームにハイトセンサーが付いているのですが、無調整だとヘッドライトが上向き(車高が前上がりのため)になってしまいます。

ハイトセンサー加工 ハイトセンサー調整

これを調整するには、ハイトセンサー側を加工するか、ヘッドライトの調整ネジを回すかのどちらかが必要です。

今回の場合、冬の間だけ上げるという目的のため、大元のヘッドライトは調整したくないので、ハイトセンサーに下駄を噛まして、「リアに荷重がかかってますよ」(=ヘッドライトを下げてね)と勘違いさせる方法で調整しました。

具体的には、センサーを上げればヘッドライトが下がるので、画像青が純正位置に対して、赤色部分までバーを延長しました。(赤の矢印の可動範囲で微調整も出来ます)

エアロ高さ計測

フロントバンパー横の高さです。前上がりなので先っちょの方が高いです。

計測(フロントバンパー1) 計測(フロントバンパー2) 計測(フロントバンパー3)

サイトステップの高さです。ここだけ見ると前後16cmなので水平に見えます。

計測(サイドステップ1) 計測(サイドステップ2) 計測(サイドステップ3)

車高上げ後画像

フロントに拳が入ります(笑)。

拳入れ

フェンダーの隙間を見ると、前の上げ幅が大きいことがわかります。

リアタイヤ フロントタイヤ

純正と比べると上がってますが、雪道車両としては、必要最低限の高さと言ったところでしょうか。

車高アップ後1 車高アップ後2 車高アップ後3

最後に真横から撮影した車高の変化量です。画像の順番はリフトアップ→純正→ローダウンです

車高最大(横)
車高純正(横)
車高ダウン(横)

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