かなり遅くなりましたが、塗装の全貌の公開です。
塗装用品一式です。
足りるか微妙な量を購入しても8千円近くかかってます。(ウレタンクリアが高い)
ツルツルだと塗装をはじくので、紙やすりで全体的に白っぽくなる感じで足付け。
油が残っていると大変なことになるのでシリコンオフで脱脂。
その後、プライマーを塗って塗料のくっつきを良くします。(バンパープライマーの説明書を読むと「FRPには使えません」と書いてあった(^^;。FRPプライマーという専用のがあるらしい...。まあいいっかで塗りましたが!?)
プラサフを塗って、さらに塗装の色のりをよくしたり、表面の凸凹を埋めたりします。
1本だと少し足りなかったです。
(今思えば、ここでもう少し厚塗りして、研磨すれば凸凹が消えたのかな?)
しばらく乾燥させた後に、ボディー色に塗装します。
スプレー缶2本を使いましたが、ドアノブまで塗る余裕はほとんどなかったです。(ほぼ使い切った)
あと、風のせいで塗料が付くまでに飛んでいったのが10%ほどあります(^^;
数分おきにうすく重ね塗りするとむらなく塗れます。
やっぱり外で塗装するとごみの付着が多いです。
2~3日(本当は1週間ほど必要?)乾燥させた後に、細かめの紙やすりで表面を整えます。
画像は クリア塗装前です。(曇ってます)
ウレタンクリアを1本分吹いた後です。だいぶ輝きました。
薄く広く塗ったのでむらはなかったですが、量が足りなかったのか表面が凸凹です。(下処理の影響もありますが)
もっと濡れた輝きが欲しかったので、ウレタンクリアをもう1本購入して凸凹したところに、厚く狭く塗ってみました。
しかし、なかなか表面が滑らかにならないので、気になるところにスプレーを近づけ過ぎて、噴射力で表面が泡立ってしまいました。(最終仕上げをしても、未だにくすんでます...(T_T))
失敗すると後戻りできないのが、塗装の難しいところです。(やっぱり薄く広く塗るのが基本です)
結局、DIYでも1万円以上かかってます(^^;。塗料の重さも2kg近くになってます。(それを足しても純正の半分の重さです)
このまま1日以上乾燥させます。
磨きなしで遠目には、それになり輝いているのは、さすがウレタンクリアです。(高いだけのことはある)
でも、表面は凸凹なので写りこむ背景は、モザイクがかかったようになってます。(ナンバープレートを隠さなくても見えない(^^;)
乾燥したらボンネットを装着します。
カーボンのいやらしさが消えて、ぱっと見はノーマルっぽくなったので、大人な(?)マーチに戻りました。
最後に1週間以上経過した後に、最終仕上げの研磨を行います。
表面を仕上げ用の紙やすりで整えた後は、いつものスクラッチカットと新調した電動ポリッシャーで磨いたら、なかなかきれいになりました。
PS.
でもやっぱり自家(スプレー缶)塗装では、結局プロ並みの品質にするのは不可能です。
風は吹くし、埃は多い、虫は飛ぶし、缶スプレーの噴射じゃこれだけ広い面積塗るのは困難だし。
DIY塗装はあくまで、それなりにしかならないという前提でやった方がいいです。
個人的には、泡が入った以外は、まあまあの仕上がりかなぁ?って思ってます。
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