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NGK「イリジウムMAX(7番)」

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トラブル対処(アイドリング回転数の調整)

2010/03/03 追記

マーチ(K12)などの電子スロットル搭載車種で以下の作業を行うと、電子スロットルによるエンジン回転数の制御に異常が発生し、アイドリング回転数のズレ、レスポンス(吹け上がり)異常、点火時期のズレによるノッキングなどが発生する場合があります。

  • インテークボックスの分解(=プラグ交換)
  • 電子スロットルの清掃・交換
  • コンピュータ(ECU)の交換

実は、2回目のプラグ交換時に電子スロットルにパーツクリーナーを噴いたらアイドリング回転数が800rpmから1000rpmにアップしまったので、今更追記することになったんです[汗]

アイドリング不調になった場合は、通常はディーラーの診断機(CONSULT-II)を使って調整しますが、ネットで調べると自分でも出来るみたいなので、手順をまとめてみました(他人のページの切り貼りですけど[汗])。

スロットル全閉位置学習

スロットル全閉位置がずれていては、アイドリングを調整しても意味がないので、まずはスロットル全閉位置を学習させます。

  1. キースイッチをON→OFFにする(キースイッチをOFF後、約5秒間保持する)。
  2. この時、スロットルバルブが作動する(作動音がする)ことを確認する。
    (ETCの音で聞こえないけど[汗])
  3. 学習終了。

急速TAS学習

急速TAS(スロットル・アジャスト・スクリュー)学習ついて調べてみると、電子スロットルを搭載している車種は、スロットルを微妙に調整してアイドリング回転数を調整しているそうです(汚れなどで吸気量が変化してもアイドリング回転数が変わらないのは、自動補正しているため)。

しかし、電子スロットルの清掃などを行い吸気量が大幅に変化すると、アイドリング回転数が変化してしまい、自動補正で調整できる範囲を超えてしまうため、元のアイドリング回転数に戻らなくなるという現象になるそうです。

問題の切り分け(判断)方法としては、スロットルモータのコネクタを抜いて元のアイドリング回転数に戻るようであれば、急速TAS学習で直る可能性が高いです。

事前準備

  1. スロットル全閉位置学習を完了させておく。
  2. エンジン及びトランスミッションを十分暖機する(水温70℃以上、93℃以下)。
    (トランスミッションの暖気がなぜ必要かは不明[汗])
  3. エアコンOFF、電装系OFF、ハンドルの固定(パワステを動作させない)などを行い、エンジンに負荷がかかっていないことを確認する。

急速TAS学習モードの起動方法

  1. キースイッチをONにする(エンジンはかけない)。
  2. 3秒待つ。
  3. 5秒以内にアクセル全開/全閉を5回繰り返す。
  4. 7秒待つ。
  5. アクセルを全開で約20秒間待つ。
    (エンジン警告灯が10秒後に点滅し、さらに10秒後にエンジン警告灯点灯に戻る)
  6. 3秒以内にアクセルを戻し、エンジンを始動する。
  7. 急速TAS学習が開始され、約20秒間で学習は完了する。
  8. キースイッチをOFFにする。
  9. 10秒待つ
    (急速TAS学習モードを終了させる)

注意)時間のカウントは時計など用いて正確に行わないと失敗します。

結果確認

  1. エンジンを始動する。
  2. アイドル回転数及び点火時期が基準値内であることを確認する。
    (点火時期は調べられないので、ノッキングが出てた場合に直ればOKだと思います。心配ならディーラーへ[汗])

学習し直したらアイドリング回転数が800rpmに戻りました。よかったよかった[にかっ]

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