やる気と天気が奇跡的に一致した(笑)。
本題の前に、小ネタです。
我が家は、ペット(ハムスター)用にエアコンが24時間運転ですが、冬(0度位)になると室外機が凍り付いて、異音(氷がファンに当たる音)が出ることがあったので、自作室外機カバーを作ってみました。(二か月前の話ですが(^^;)
今年は20cm以下の雪しかなく、効果があったのかわかりませんが、こんな感じで上の雪が地面に落ちるように工夫してあります。
とりあえず、異音は出ずに済んでいます。
材料は、プラスチック段ボールと、防腐済み角材(1x4)でお安く作ってあります。
あと、1週間くらい前に、湿気った10cm位の雪の中に突っ込んだら、助手席側のストレーキが割れてしまいました(涙)。
固定は、丈夫で取れない様に改善してありましたが、まさか本体が割れるとは(^^;
面倒なので、しばらくストレーキなしで過ごします。
さて、本題のブレーキチューンです。
きっかけは、前回のディーラー点検で「ローターの錆びが酷いので、そろそろ交換した方が良い」と言われたからです。
正直、交換が面倒なのでディーラーで、Dスポーツのパッドとローターでも入れようと思いましたが、工賃込で2~3万円(予想)かけるなら、DIYで3万円分使った方がいいんじゃね?...ということで、以下を購入しちゃいました。
- ディクセル ディスクローター(SD タイプ)
- プロジェクトμ K-STREET フロントパッド
- プロジェクトμ K-STREET リアシュー
リアシューも込みで2万8千円で手に入りました。(DIYは良いね!)
...でもね~。買ったは良いけど、真冬に取り付けようなんて思わないんですよね。しかも、前後とローターなんて面倒すぎる!
んで、購入から1ヵ月以上経った、昨日。天気とやる気が奇跡的に一致して、装着することになりました(笑)。午前10時開始!
上の画像の状態にするだけで、疲れてきましたけど(爆)。
さて、指摘を受けたローターですけど、さすが雪国で通勤に使っているだけあって、なかなかの錆ですね~(苦笑)。
パッドの残量は、問題なさそうですが、家計から予算が出るので、ついでに換えちゃいます(爆)。
さーて、取り付けますよ~。
軽用の部品は、小さいですね。
注)手順は一部省略して書いてあるので、気軽に挑戦しないでくださいね。とっても面倒かつ、注意点がいっぱいある作業なので、参考程度に見てください。(パッドとリアシューは、マーチサイトが役に立つかもね?)
まずは、キャリパーの下のボルトを緩めて抜きます。
上のボルトは軽く緩めるだけで抜きません。
キャリパーは、上に回して針金で固定しておきましょう。
さて、初挑戦のローター交換ですが、やっぱり苦戦しました(^^;。
ローター自身は、はまっているだけでどこに固定されていません。
固着してなければ、ハンマーで叩けば取れるらしいですが、これだけ錆びていると無理でした。
取り外し用のM8ボルトを2カ所に入れて回してみましたが、1cmも進まずに止まって動かなくなりました。(画像のボルトは長すぎました(^^;)
構造がわからず、無理もできないため、いろいろ調べつつやっていたら、1時間以上経ってから外すことが出来ました。
CRC556を、ローターのすべての穴からプシューと吹き付けてから、短めの固そうなボルトを2本差し込み、左手と右足でローターを固定しつつ、右手で6角レンチ(舐めにくい物)で回したら、「ぐぐ...パキーーン!」とすごい音を数回響かせながら、外れてきました。(ふぅ...)
これでダメなら、ショックドライバーという特殊工具を使うと、ローターを抑えなくても、瞬間的に強い力でネジを回せるらしいです。
ローターが付いてた場所の画像です。
ここに全く隙間なく、ピッタリとハマっていました。(隙間は見えませんでした)
ローターの裏側の画像があまり見つからなかったので、貼り付けておきます。
ピストンは少し錆びてますが、交換が必要なレベルではないと思います。
ゴムブーツの弾力もあります。(まだ3万km台なので、問題ないですね)
新品ローターには、油脂が付いているらしいので、パーツクリーナーできれいにする必要があるそうです。
新品ローターを装着しました。(ピカピカ!)
ハンマーで叩いて、しっかり奥まで差し込んでください。
ピストンは、専用のSSTで戻しました。(人生で2度目の使用(爆))
その昔、ピストン戻しを甘く見て、ゴムブーツを破った(噛んだ)経験があるので、慎重に作業しました。(何事も経験です)
押し返した分だけ、フルードも戻ってくるので、ティッシュなどに吸わせて減らしましょう。
さて、パッド交換以降は、昔マーチの時に詳しく解説しているので、すこしペースを上げて紹介します。
上の真ん中の鳴き止めシムを純正から移植します。
下の真ん中の金具は、パッドの残が1mmを切ると、キーッ!っと鳴らすための物らしいです。パッドの上の方の溝に付けておけばいいです。
グリスは、これもマーチの時に買った物を使いました。(使用期限が微妙w)
パッドをキャリパーに装着します。
やっぱり、いつものグリーン(プロμ)のパッドが安心できます!
反対側も同じように作業して、フロントは完成!
既にお昼の時間だったので、ここで休憩(^^;
さーて、午後からリアシューの交換を開始しました。
...が、面倒になってきて、画像は全然撮ってませんw。
純正リアシューは、減っている感はなく、まだまだ使えそうです。(嫁には説明しないがw)
いきなり完成です。
別車種で経験があるとはいえ、相変わらず手が3~4本欲しくなるような作業でした(^^;
握力もいるので、ローター外して疲れた腕では辛かったです。
でも、エッセ用の手順は、みんカラで非常に詳しく解説されている方が居たので、助かりました。
さて、ブレーキチューンが完成したので、記念撮影でパシャリ!
やっぱり、新品は良いですね~。リアシューは見えなくなるので残念ですね。
ジャッキアップついでに、上げていた車高を元に戻しました。
正直、疲れてやりたくなかったけど、次にやる気が起きるのが、いつかわらないので(^^;
さらについでに、ブレーキフルードのエア抜きまでやりました。
4輪ジャッキアップしてあると楽ですね~。
ふう...、後片付けも含めると、あっと言うまに夕方になってしまいました(苦笑)。
でも、これで足元が決まって、ばっちりです!
この日は、ブレーキが問題なく効くことを確認した程度で、力尽きました...。
次の日(今日)に、ブレーキテストに行ってきました。
ドライブに出かけてみると、強いブレーキをかける機会って意外と少なくて、人気のない峠に行かないと当たりを付けれませんでした。
最初は、リアシューが全然利かなくて、効き始めてもしばらく不安定でしたが、何度かブレーキを踏むうちに、4輪のバランスが取れてきて、ギューっと効くようになってきました!
最後には、ドライのスタッドレスでロックできそうな位になりました。
(やっぱりリアも大事だなぁ...っと思った)
効き方は、まだ変わるかもしれないので、みんカラのパーツレビューはしばらく経ってからやろうと思います。
スタッドレスだと持て余すストッピングパワーなので、15インチで重く、グリップのアップした夏タイヤで早く限界を試してみたいですね~。(^-^)
コメント
(*)コメントした内容が表示されない場合、ブラウザを再読み込みしてください