ギターテクニック1「チョーキング」
今回は簡単にチョーキングのみを紹介します。
■チョーキング■
この技は音程を上方向(高い音)へ滑らかに変化させれる技です。
これはロックギターで特に頻繁に使われるのでぜひマスターしておきましょう。
原理はギターの弦を弾いて音がなってる状態で弦を横に押します。(または引っ張ります)
すると弦が伸びるのでその分音が高くなります。
ただし弦を押す(引っ張る)という構造上どうあがいても2〜3音くらいしか音程を上げれません。
それ以上やると弦が切れてしまうからです。
これをMIDIでやるにはピッチベンドを使用します。
ピッチベンドは標準では半音で+/-2音しか変化させれないので演奏によってはこれでは
足りない場合があるのでピッチベンド幅(以下ベンドレンジ)を半音で12音に変えます。
変更にはコントロールチェンジを使用します。
--- |
--- |
値 |
RPN (M) |
コントロールナンバー101 |
0 |
RPN (L) |
コントロールナンバー100 |
0 |
DATA(M) |
コントロールナンバー 6 |
12 |
これでベンドレンジが+/-12半音に変更されました。
それでは実際にやってみましょう。
先ほども言ったとおりチョーキングは音程を上げるものだからピッチは
マイナス値から0に戻すのではなく、0からプラス値に上げるようにしましょう。
ここで注意したいのは+にした値を最後に0に戻しておきましょう。(そうしないと演奏がおかしくなります)
参考までにピッチベンド値で半音は682くらいです。最高値は+/-8192なので単純に12で割ってます。
でも実際のギターでのチョーキングは感覚的なもので音程は多少ずれてるものです。
半音チョーキングの例
その他に1音チョーキングや1音半、2音などあります。
次回はスライドテクニックを紹介する予定です。
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