ギターテクニック1「バッキング」


みんなはやっぱりギターソロとかを早くやりたいと思ってるでしょうがソロがなくても曲は作れるが
バッキングがなければ曲は作れないので先にこちらを学んでおきましょう。こっちの方が簡単ですからね。

1.ロックギターの和音は基本的に2音で構成されてます。(3音以上は歪んでちゃんとでない)

王道は「パワーコード」です。
これはルート+5度(基本の音から半音単位で7音上の音を重ねます)のパターンです。
この場合はマイナー・メジャー音が含まれてないのでコード感を無視できます。
ようするにメジャーコード、マイナーコードに合わせて弾かなくてよくなります。
SC-88などのPowerGuitar音色(Prog.No.31のヴァリエーション16,17)はこの為の音色です。
たから単音でパワーコードの響きがでます。よく重ねてる人いるけど本当の使い方は違うのです。
けどいい感じで聞こえればそれでOKな場合もあります。

次は4度ヴォイシングのパターンです。
これはルート+4度(基本音+半音単位で5)のパターンです。
私は響き的にはこっちの方がすきですけど場合によって使い分けます。


ここでいう基本音とはだいたいベースの音に合わせておけば問題ないです。
ロックではベースとギターはほとんどセットで鳴ってますから。


2.パッキングなどの和音では2つの音がまったく同じタイミングでなることはないので発音タイミングを微妙にずらす。
これは数値入力形式の作曲ソフトじゃないと辛いでしょうが音符打ちタイプでもピアノロールウィンドウで
ずらすことができるはずです。(素直に数値入力ソフトを買うのをお勧めしますが・・)


3.ミュート音の再現
よくロックなどでは音をつまらせて(ミュートする)ズンズンという音を出してる場合があります。
これはSC-88ではMuted Dist.Gt(Prog.No29のバリエーション1)の音がまさにその音です。
その他にRock Rhythm(Prog.No31のバリエーション24,25)なども使えます。

SC-88PROではただのMuted Gt.(Prog.No29のVari.0)にディストーションエフェクトをかけると効果的です。
その他にTC Muted Gt.(Prog.No29のVari.2)にディストーションエフェクトでも同様の効果があります。


理論ばかりではあまりわからないと思うのでここでサンプルMIDIデータを聴いてもらいましょう。
パワーコードバッキングの例 SC-88用 SC-88PRO用 生ギター(RealAudio)
4度ヴォイシングバッキングの例 SC-88用 SC-88PRO用 制作中
ダウンロード
生ギター環境:SC-88PRO + E.Guitar(ストラトキャスター) --> MU80(AD Input + AmpSim・Stack)
実際に弾くのはへたくそなのであれが限界です。(あー手が痛)

どうでしょう?4度ヴォイシングの方がメロディックな感じがしませんか?
まあわからないならそれでもいいですけど・・・

さーてさて次回はいよいよギターソロに挑戦!

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