地道に1か所ずつ交換していきます。
はじめに
トランスミッションオイル交換の次はトランスファーオイルを交換します。
今までの車ではトランスファーというものは登場しなかったんですけど、ジムニーシエラは2WD/4WDの切り替え機構が付いているので、それのことをトランスファー(副変速機)と呼ぶようです。
オイル選び
使用するオイルは、前回と同じNUTEC ZZ-31 75W-85です。(トランスミッションオイルと合わせました)
トランスファーオイルの必要量は1.21Lなので、前回の余りでは足りません😥。
結局、2つ目を買うことになりました💦。(6,800円×2)
トランスミッション(1.2L)+トランスファー(1.21L)=2.41Lなので、2缶(4L)買うと1.5L以上余って勿体ないです😥。
トランスファーオイル交換
手順は、トランスミッションオイルと同じです(場所が違うだけ)。
フィラーとドレンの場所は画像の通りです。フィラーを先に緩めるとドレンが緩まなくても後戻りできます。
ジャッキアップは不要ですが、体を滑り込ませる必要があるので、段ボールを敷きます。
緩める前のプラグの出っ張り具合は上記の通りです。意外と飛び出ていてネジ2~3巻き分は出てました。(締めすぎるとケースが割れる可能性があるので、上記を参考に締めましょう)
フィラープラグは非常に狭い場所にあり、4角のプラグソケットではボディに当たって回すことができませんでした😲。(360度÷4角=可動域が90度必要)
幸い、今回のプラグソケットは17mmの6角レンチでも回せる仕組みになっていたので、可動域が60度(360度÷6角)に狭まって緩めることが出来ました。
エクステンションを付けて広い場所でレンチを回そうとしても、ドライブシャフトのリングに当たって無理でした。(かなりメンテナンス性が悪い...)
前回、オイルで手がベタベタになったので、オイル作業でも滑らない手袋を購入しました。(東和コーポレーション Activ Gripというやつ)
ドレンプラグを抜いたらやられました😭。
トランスミッション側のドレンは真下を向いてましたが、トランスファー側は横向きに付いているので、勢いよく自分の方に飛んで来てしまいました😫。
段ボールが使えなくなり、Tシャツの肩の部分にもオイルをたっぷり食らっちゃいました。
気を取り直して続きです。
トランスファー側もマグネット付きのプラグだったので、鉄粉がびっしりと付いてました。(でもトランスミッション側の方が若干多かった気がします)
今回も液体シール剤を除去するのが大変でした。爪で取ると後始末が大変なので、ブレーキキャリパーオーバーホール時に買った先曲がりピックで取りました。
あと、今回はシールテープを厚めに3周巻いてみました。
ドレンプラグを挿入した後、新しいオイルをオイルサクションガンで注入し、フィラープラグも挿入します。
トランスファー側はシールテープが空回りせず、キレイに差し込めたので、1発で作業が完了できました👍。
トランスミッションオイル再交換
新品のオイルが1.2L以上余ったので、トランスミッション側のオイルも再度入れ替えてみました。(前回作業時にちゃんとシール出来ているか不安だったし)
オイルは注入3日後でもこんな色になります。(黒くなっておらず、きつね色が残っていれば良い状態と思って良さそう?)
交換作業は前回と同じなので省略しますが、プラグは前回より浅めで止めておきました。
理由としては、奥まで差し込んでもシールが途中で切れていた(出口付近だけで栓している状態だった)からです。
今回は奥まで差し込む代わりにシールテープを分厚くして、供回りし始めたくらいで止めました。(これでオイルが滲むようであれば、もう少し締めようと思います)
インプレッション
交換後に最初に1速に入れてみたら、「あれ?前回よりスコッと入る!」って思いました😲。
前回の作業でオイルを規定量入れられてなかったのか、オイルの純度が増して効果が上がったのかはわかりませんが、フィーリングはだいぶ良くなりました😄。
ただ、完全に引っ掛かりがなくなったわけではないので、街乗り短距離移動ばかりでギアのシンクロをかなり傷めつけている感じなので、もう少し労わった運転を使用と思います💦。
トランスファーのオイル自体は、ギアのフィーリングには影響しないので体感は難しんですけど、なんとなくギアの撹拌抵抗が減って、加速が良いような気がします。
おわりに
これで、ギア関連の2か所(車体真下で面倒な所)は終わったので、すっきりしました。
残りのデフオイルは、車体前後のアクセスしやすい場所にあるので、パッキンが届き次第サクッと交換したいと思います。
では、また!
メモ:走行距離 8,642km
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