デイキャンプで新幕&薪ストーブを試す!(Soomloom HAPI 4P、tent-Mark Woodstove M)

もう小春日和ですけどね(^^;

はじめに

前回(3月)のソロキャンプが雨で寒くて、いろいろ対策を考えていたら、ポチってしまいましたw。

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購入したのは以下です。

  • Soomloom Hapi 4P(3~4人用 ワンポールテント) 31,700円
  • Soomloom インナーテント 4,000円
  • Tent-Mark designs Wood Stove SideView M(薪ストーブ&収納バッグ付き) 47,000円
  • 薪ストーブ用オプション(延長煙突、L字パイプ、煙突スタンド、プロテクターなど) 2~3万

テント

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(画像は公式ページより引用)

テントの方は、薪ストーブをインストールできるTent-Mark「サーカスTCDX」(超ド定番)が欲しかったんですけど、在庫がなかったり転売価格😠(定価4.5万円超え)だったりしたので、中華製のコピー品にしました(苦笑)。

注:薪ストーブは公式では、テント内に入れるのは厳禁と言われているので、一酸化炭素チェッカーを装備したうえで、自己責任での利用となります。

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(公式ページが見つからないのでAmazonより引用)

こちらがコピー品です。本当にそっくりですw。価格が圧倒的に安いので、粗悪品と思いきや、レビューを見ているとかなり評価が高いです。

しかも、本家よりも優れている点があります!(2022年の最新版ではもはや弱点はありません)

  • 裏面入口にメッシュ生地あり
  • サブポールが2本付いている(本家は1本)
  • ファスナーの延長ポール付き

もし、不良品に当たっても返品・交換対応が良いらしいので安心です。ただ、中華製なのでキャンプ本番前に試し張りをしておかないと少し不安ですね😅。

薪ストーブ

ワンポールテントと言えば薪ストーブです。

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こちらは本家テンマクデザインのお高い方を購入しました(火を使うギアなので奮発しました!)。あと、オプションが豊富で、カスタムし易いのも選定理由です。

でも、もう4月で気温が上がってきたので、買うのが遅すぎましたね😅。

一応、雨の日にタープ下で焚き火出来たら良いなぁ...という目的もあるので、そのうち活躍するかもしれません。(私雨男なので😅)

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高いだけあって、キレイな造りです😊。下から空気が入るので、燃焼効率も良さそうです。

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拘ったのは、横の窓ガラス(SideView)です。ここから薪の炎が楽しめます!(SideViewを諦めれば安いのがいろいろ選べるんですけどね)

あと、35cmくらいの一般的な薪をそのまま入れたいので、Mサイズを選びました👍。(Sサイズだと薪が入らず、Lサイズは重すぎる)

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スタンドはバネ付きでワンタッチで固定できるのが良いです。高さもそこそこあるので芝生を傷める心配はなさそうです。(薪投入時に火の粉が落ちるので耐火シートは必要です)

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デフォルトの煙突は高さ2.4mで、テント長(2.8m)を超えることが出来ないので、延長煙突(2本)を追加して、さらにテントが燃えないようにプロテクター(メッシュ)も購入しました。

プロテクタ単体でも問題ないらしいですけど、念のため耐熱バンドも巻いておきました。サイズは「0.7mm × 35mm × 5m」ですが、ギリギリ足りたけど、もう少し長さが欲しかった感じです。(プロテクターの範囲は覆えました)

試し張り&初火入れ

ゴールデンウイークにキャンプ場を予約しましたが、ぶっつけ本番で中華製の大型テントを立てるのはリスクが高いので、試し張りをしたいと思ってました。

場所探し

4月(オンシーズン)の土日は全然予約が取れなくて困りましたが、偶然土曜のみで検索したら近場に安いデイキャンプ場があることがわかりました!👍

場所は、「石川県森林公園のデイキャンプ場」で、利用料は640円です。(三国山と同じ系列ですが、宿泊は不可)

まだ、あまり知られてないのか、晴れる日を狙って予約できました!!

4/9(土) 快晴!😁(暑いくらいw)

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テントはコンテナの後ろの細いスペースに収まったので、家族4人で行っても狭くならないのがよかったです😄。

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前のスノーピークのカマボコテント(ヴォールト)の方が全然軽いんですけど、収納袋の関係でトランク内には入らなかったです。

重さは、SnowPeakが8kgでSoomloomが15kgでクソ重たいです(苦笑)。やっぱりポリコットン生地は重いですね。

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デイキャンプなので、薪ストーブと薪1束を持って行っても、トランクに収まりました。(クーラーボックスはリアシートですが)

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10時くらいに出発して30分もかからず森林公園のインフォメーションセンター(受付)に到着しました(車が間違い探し状態w)。

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基本はBBQ場ですが、奥(MAP右)の31~36がキャンプブームの影響(?)でデイキャンプ場になったようです。

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難点は、駐車場(P12)からサイトまで少し遠い点ですかね~。(桜の木あたりまで歩くので、運搬用ワゴンが活躍しそうです。もってないけど...)

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サイトは32番です。10x10mくらいの広い場所ですが、何も用意されていないので、初心者には厳しいかもしれません😅。(全部自分で用意したい人向けです)

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炊事場も水道があるだけでスポンジや洗剤はありません。ゴミも基本持ち帰りなので、広場を貸してくれるだけのイメージです。

残念なのは、トイレが故障中で使えなかった点です。これがリニューアルされてキレイになれば最高の場所ですね~。

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さて、さっそくテント設営を開始します。特に欠品や不具合はなく、問題なさそうです。(黒いポールに若干の擦れ傷があったけど交換するほどではないです。どうせ傷つくし。)

出来れば設営の動画とか撮りたかったけど、家族で来ていたので今回は諦めました。(撮影機材を車に取りに行く元気がなかったのも理由です😅)

メモ:メインポールの径は32~33mm、サブポールの径は21~22mmくらいでした。(22mm~32mm対応のランタンフックだとメインポールは通りませんでした...)

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設営は簡単でした。

ガイドの中央にペグを打ち込んで、ガイドロープを伸ばした先にペグを5か所打ち込みます。(これで大きな5角形が出来ます)

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そこに幕を置いて、先ほどのペグと連結させます。

後は、入り口のファスナーを開いて、中からメインポールを持ち上げれば基本形は完成です!(一人でも10分もかからない?)

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そのあと、サブポールで前室を跳ね上げたら完成です!きれいでかっこいいテントですね~😊。

ただ、前室の跳ね上げ方がよくわからなくて、少し苦労しました😅。

最初は、ファスナーが前後2か所ずつ付いていると思ってましたが、実際は前後1か所ずつしかなくて「あれ?どうやってタープ状にするの?」って戸惑いました。

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上は5角形なんですけど、下は6か所固定できる場所があるので、混乱しました。

画像のようにロゴが書いてある面が、入り口の右側になるので、ここの1個左側をポールで跳ね上げればタープ形式にたどり着けると思います。

動画わかってたつもりですが、実際やるとこんなことになるので、試し張りして正解でした👍。

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スカートの中央部分にもゴムリングが付いていて、寒い日や風の強い日はペグダウンした方が安定します。今回はやたら風が強かったので、5か所のガイロープも全てペグダウンしておきました。(ここまでやると、さすがに時間がかかります)

付属のペグはスチールで丈夫なので十分使えそうでしたが、最大風速8m/sでは不安だったので、風上だけスノーピークの鍛造ペグで補強しておきました!(別のグループはタープが吹き飛ばされてました😅)

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最新版ではファスナーがYKKにグレードアップされています。(昔のレビューではファスナーが難点と書かれてますが、ちゃんと改善されています)

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さらにファスナーがトリプル仕様になっており、薪ストーブの煙突を出しても隙間を最小限にできます!(もう欠点なしのパーフェクトでは!?)

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さて、テント設営でだいぶ時間がかかってしまったので、急いで火起こしをしました。手間はかけてられないので、着火剤と火起こし器で楽をしました。

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薪ストーブを使う意味はないんですけど、火入れをしておきたかったので、頑張って設置しました。(煙突は追加なしの標準高です)

#風が強く、普通の焚き火台だと厳しい条件だったので結果オーライかな?

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火起こし器で堅薪(広葉樹)に火が付いたので、薪ストーブに投入しました!

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最初は入り口から煙が出たけど、温まると煙突に吸い込まれていき、上から排気されます。(煙はうまく撮影できなかった😅)

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横から炎が見えるのが良いですね~。快晴なので少ししか見えないけど、夜の焚き火とか最高でしょうね~😊。(最後は煤で曇ってしまいましたけど😅)

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お昼は焼肉です😊。

温度は、入り口が低くて、煙突近辺が高いようですが、煙突付近でも中火くらいで、直火調理と比べると優しい火力でした。(薪が少な目だったのもあるけど)

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肉はコストコのUSプライムビーフミスジです!結構、お高いんですけど美味しいんですよね~。(もう少し安いチョイスビーフでも良いんですけど売ってなかった...)

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ストーブの庫内でホイール包み焼もしました。(ポテトと玉ねぎです)

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遠くに桜の木があったので、プチ花見も楽しめました!

タープ張りの屋根は、結構な面積があるので、十分使い物になります!(4人くらいまでOK?)。

高さも十分で身長180cm未満なら屈まなくて良いと思います。

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メスティンライスと焼肉の組み合わせは最強ですね~😍。

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この薪ストーブの両サイドにトングとかぶら下げておけるのが便利ですね~。メスティンライスの保温とかにも使えました。

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調理が終わると、ちょうど薪も終わりになりました。(割り薪4~5本で2時間持ちました)

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ホイール焼のジャガイモです。塩とバターで最高に旨かったです。(玉ねぎは撮り損ねた)

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食後のデザートは、花見気分で「みたらし団子」を食べました。満足満足!😊

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食後にインナーテントの確認をしました。うーん、センターポールに吊るすだけなので、使える体積は少ないですね。

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寝るだけなら縦4人でギリギリ行けないことはないですが、身長168cmの私でも足と頭がギリギリでした。普通に使う分には2~3人用という感じです。

撤収

デイキャンプで、これだけの装備を展開すると、あっという間に時間が経って、ゆっくりできませんでした😅。15:30鎮火で16:00過ぎにはチェックアウト必須なので、余裕を見て14:00過ぎから帰る準備をしました。

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固くて抜けなくなると噂の煙突の一番下ですが、意外とすんなり抜けました😄。(念のため持ってきたCRC556は出番なし😅)

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薪ストーブは後片付けが面倒なイメージがありましたが、Wood Stoveは灰を掻き出しやすい構造で片づけが楽な方だと思います。多少熱が残っていても、火起こし器に入れて密閉すれば火が消えるので、待つ必要はありません。

煙突の煤も、専用ブラシ(別売り)で掻き出して、灰と一緒に持ち帰れば、キャンプ場ですべて完結できます。

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テントの撤収は、こちらの動画を参考にさせていただきました。(感謝!)

基本的に半分に折っていくんですけど、5角形なので普通に折ることはできず、ロゴマーク面の中央のゴムリングと反対側の三角のとがった部分を中心にして、折る必要があります。

一人の時は反対側のペグを残して、疑似的に誰かに持ってもらっているようにして、折りたたみます。

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そしてもう一回半分に畳んで三角の飛び出た部分を折りたたむと、長方形になるのでポールの長さに合わせて折り畳めば画像の状態になります。

最後にポールを中心に入れて巻いていきますが、今回は試しにインナーテントも一緒に巻いてみました。

しかし...。

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まあ、入らないことはないですが、パンパンでファスナーにかなりの負担がかかるので、お奨めしません😅。

どうやら、セットのインナーテントより、別売りのインナーテントの方が地面側の生地が厚いらしいので、まとめるのは厳しいようです。

結局、家に帰ってからインナーテントをばらして、元々の収納袋に入れなおしました。(細長い方が車のトランクに収まって便利だし)

まとめ

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今回は、ついカッとなってワンポールテントと薪ストーブを衝動買いしてしまいましたが、満足の良く商品でよかったです😄。

ただ、デイキャンプ時は気温24℃で暖かかったので、この装備が本領発揮するのは当分先になりそうです😅。

ソロでもHapi 4Pは使えそうなので天気がよければ使おうかなと思います。(雨だと乾かすのが相当面倒くさそう😱)

将来的には、雪中キャンプが出来ると良いですね~🤔。

では、また!