自作PCのHDD増強&CPU換装!

4K動画編集リソース食いすぎ(^^;

HDD交換

キャンプ動画を4Kで撮っていると容量をめっちゃ食うので、既存の2TBのHDDだと残量が不安になってきたので、ストレージの構成を、以下のように変更しました。

BEFORE

  • Windows 10(OS):SSD 250GB
  • メイン:IODATA 2TB NAS(ネットワークHDD)
  • バックアップ:IODATA 2TB HDD(USB2.0) → 故障

AFTER

  • Windows 10(OS):同上
  • メイン:同上
  • サブ:IODATA 2TB HDD (USB3.1)
  • バックアップ:TOSHIBA 4TB 2.5インチ 内臓HDD

DSC04795.jpg

まずは、故障したNASのバックアップ用HDDの代替えとして、単純に2TBのUSB HDDを購入しました。(この頃は、NASに直接接続していました)

DSC04794.jpg

そして、容量不足を感じた後の構成は、NASに繋いでた「USB 2TB」をPCに接続し、普段の書き込み用にした後に、合計4TBになったデータのバックアップ用に新たに4TBのHDDを購入しました。(USBは場所を食うので、今回はPCの内臓2.5インチにしました)

これで4K動画の元データを残した状態で、バックアップも取れるようになったので、安心して動画編集ができます。


CPU交換

次に、CPUですが、現在は「Intel Core i5 9400F」(6コア、内臓GPUなし)というモデルを入れてますが、4K 60Pの動画を編集するとカクついてリアルタイム編集できません(T_T)。

どうも私の使っている動画編集ソフト「EDIUS Pro 9」では、一般的な後付けGPU(GeForceやRadeon)には対応しておらず、ハードウェアデコードされてなかったみたいです(^^;。

「EDIUS Pro 9」では、CPUの内臓GPUに搭載されているQuick Sync Video(QSV)という機能を利用して、デコードとエンコードが出来るそうです。(内臓GPUレスモデルを買ったのは失敗だった!?)

IMG_0520.jpg

そこで、買っちゃいました。「Intel Core i7 9700」!!(8コア、内臓GPUあり)

4万円もするので、正直躊躇しましたが、Core i5を売って、4Kが問題なければGPUも売れば、なんとか手が届くかなと思って購入しました。

IMG_0521.jpg

実は型番9700Kの方がオーバークロック対応で性能が良いんですけど、ちゃんと冷却してあげないと熱暴走するらしいので止めておきました(^^;。(超小型ケースでは持て余す...)

IMG_0522.jpgIMG_0524.jpgIMG_0523.jpg

説明が面倒になってきたので、サクッとCPUを交換しましたw。

ちなみに、9700Kだと別売りファンが必要ですが、9700だとCPUファンが付属しているので、これだけ買えば交換できるのもメリットです。

CPUベンチマークの比較です。

cinebench_r20_core i5 9400F.pngcinebench_r20_core i7 9700.png

CPU単体性能は、2200ptから2700ptにアップ。6コアから8コアにアップしただけなので、大幅には性能はアップしませんね...。

ff_xv_bench_intel_hd_630.png

次は、外付けGPU(GeForce GTX 1650)を外して、内臓GPUのみの3D性能を測ってみました。結果は「1155(動作困難)」で、Core i7(9世代)をもってしても、最近の3Dゲームは遊べないみたいですね。

2D性能についても、Youtubeの4K HDR 60P(最強に重いやつ)の再生ではカクつくので、やっぱり外付けGPUは必須みたいですね。(出来ればGPUも売りたかったんですけど無理みたい(^^;)

ff_xv_bench_corei7_gtx1650.png

GPUを戻して、CPUだけ交換した状態のFF15ベンチマークについては、特に変化はなかったです。(なぜか逆に8400から8200に落ちた?外付けと内臓のGPUを両方有効にすると重くなる!?)

結果

最後に肝心の動画編集ですが、CPUに内臓のQSV機能を使っても、GoProの4K 60Pは快適には編集できませんでした(T_T)。

CPU交換前よりは、多少は動きが良くなりましたが、4K 60Pをリアルタイム編集するには、まだ時代が早すぎたようです(^^;

でも、QSV機能のおかげでハードウェアエンコードが出来るようになり、動画エンコード時間が半分くらいになったのは大きなメリットです。後は動画サイズが半分になるH265エンコードも出来るようになったので、CPU交換は無駄ではなかったと思います。