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PLX Devices Inc「DM-5 AFR+SM-AFR」

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取り付け手順

  1. 純正O2センサーを本製品のO2センサーに置き換えて、さらにe-manageに信号を入力する(ロガーとして使う)場合は、面倒な作業が必要です。

    配線中

    詳細は、順番に説明しますが、まずは車両側に繋ぐ電源線(赤)にヒューズ(5A位で良いみたい)を取り付けてください(漏電した時にモジュールとメーターを壊さないためです)。

  2. 純正のO2センサーを外す場合は、モジュール(SM-AFR)のO2センサーアナログ出力(ナローバンド 0-1V)をエンジンルームまで延長し、純正の配線に割り込ませて、コンピュータのO2センサーフィードバックを生かす必要があります(これをしないと、アイドリング時とかでも濃い燃料を噴いて燃費が落ちます)。

    A/Fアナログ出力配線1 A/Fアナログ出力配線2

    さらに、出力電圧を安定させるために、配線の先にコンデンサー(付属品)を半田付けしてください。コンデンサーに極性はないので、アース線と一緒に半田付けすれば良いです(地味に面倒です)。後はショートしないようにビニールテープを巻けばOKです。

  3. 次に、モジュール(SM-AFR)のO2センサーアナログ出力(ワイドバンド 0-5V)とe-manageのA/F計入力ハーネス(別売り)を繋ぎます。そこに、先ほどと同じようにコンデンサー(付属品)を半田付けします(面倒になって直付けしました[汗])。忘れずにビニールテープを巻きます。

    コンデンサー1 コンデンサー2

    このコンデンサーは、モジュール(SM-AFR)から一番遠い位置に付けた方が、電圧が安定するというのが、また面倒な話です。

  4. 後は、配線がぐちゃぐちゃになるので、スパイラルチューブで配線を束ねたり、繋がっていると困るコード(車両に付ける時に嫌でも気がつきます)をギボシ端子で脱着可能にしたりと、いろいろ細かい作業を行います。

  5. やっと車両側の作業に移ります。作業前にバッテリーのマイナス端子を必ず外しておいてください

  6. 純正のO2センサーを、O2センサーソケット(22mm)を使って外します。特殊工具(SST)なので、O2センサーのケーブルが付いたままでもネジを回せます。O2センサーを外せる状態にする手順は、エキマニ交換を参照してください。

    純正センサー外し前 O2センサーソケット
  7. 外したO2センサーです。比較してみましたが、見た目じゃよくわかりません[汗](中身は高精度で全然違うはずです)。

    比較
  8. BOSCHのO2センサーを取り付けます。最初からグリスが塗ってあったので、そのままねじ込みました。規定トルクは4.6kg-mです。

    社外センサー取付後
  9. 純正O2センサーの配線の茶色がO2センサー信号です。この線をカットして、モジュール(SM-AFR)から延長したO2センサーアナログ出力(ナローバンド 0-1V)を割り込ませます。

    純正O2センサー信号 配線割込
  10. 配線が終わったら、エンジンルームをぐるっと回って室内に引き込みます(ケーブルが無駄に長いし、既存のケーブルも左回りだったので合わせてみました)。固定は純正ケーブルと一緒にナイロンバンドなどで固定します。

    エンジンルーム配線経路

    エンジンルームと室内はゴムカバーで繋がっているので、カッターなどで穴を空けて通します。コネクタが大きめなので、大きめの穴を空ける必要があります。

    配線室内へ
  11. 純正O2センサー配線を全てカットすると、空燃比のフィードバックが効かなくなったり(アイドリングで燃料を無駄使いする)、エンジンチェックランプが点いたり(O2センサーヒーター異常)する可能性があるため、純正O2センサーはそのまま残す必要があります。

    純正O2センサー固定

    ただ、O2センサーはヒーターで発熱するので、安全な場所にステンレスワイヤーなどでしっかり固定しておいてください(ヒーター線に抵抗を入れて、コンピュータを誤魔化す手もあるそうです)。

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