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ビリオン「スーパーサーモLLC タイプR プラス」

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LLC交換(抜き取り編)

  1. ジャッキアップして、安全のためにリジットジャッキをかけます。それほど高く上げる必要はないのでスロープに上るだけでも良いかもしれません。
    命にかかる部分ですので手抜きせずにしっかり固定しましょう(頭がなくなります!)。
    (ジャッキ前) (ジャッキ横)
  2. ラジエター下のカバーを外します(クリップ2つ)。ドレーンプラグが見えるはずです。
    (カバー) (ドレーンプラグ)
  3. ドレーンプラグとラジエターキャップを外すとLLCが勢い良く出てきます。
    LLCを抜くときは必ずエンジンが冷えた状態で行ってください(最大で100℃近い熱湯が出ます!)。
    (LLC抜き取り)
  4. 抜き取ったLLCです。緑色ですこし黒ずんでいます。4リッターくらい抜けましたが、ラジエターの分が抜けただけで、まだエンジン内にLLCが残っています
    (LLC抜き1回目)
  5. エンジン内のLLCは置いておいて、先にリザーバータンクを外します。ネジなどはなくフックにぶら下がっているだけなので、上に引いて右にずらすと外れます。
    (リザーバータンク外し)
  6. リザーバータンク内のLLCを受け皿に廃棄して中を洗浄します。
    廃棄したLLCは、ポリタンクや厚手のビニール袋に入れて、近所のガソリンスタンドか顔なじみのディーラーに持っていくと処分してくれます。
    LLCは環境負荷物質に指定されており、適正な廃棄が義務付けられています。間違っても普通ごみとして捨てたり、庭に埋めないでください(捕まりますよ)。
    (リザーバータンク洗浄)
  7. 次にラジエターキャップを外したところに、ペットボトルを半分に切ってビニールテープを巻いて適度な太さにしたものを突っ込みます。 本当はポコポコ君という専用のジョッキがおまけで付いてくるはずなんですが、入ってなかったです(どうなっとんじゃい!)。

    先ほどエンジン内のLLCが残っていると書きましたが、これを抜くには水を入れてエンジン回してLLCを循環させて、LLC抜いて…
    というのを数回繰り返す必要があります。まずはドレーンプラグを締めてからラジエターに水道水を入れてください。

    (ジョッキ)
  8. 水をいっぱいまで入れると、リザーバータンクのホースから水が溢れるので縛っておいてください。 後は、エンジンをかけてエアコンのヒーター用の配管まで循環させるために、エアコンのヒーターの温度を最大にします(風は最大にしなくても良いです)。
    (配管縛り) (ヒーターON)
  9. しばらくエアがプクプクと出ますが、まだエア抜きが目的じゃないので無視してもいいです。 暖機していると、サーモスタットが開いてLLCが循環し始めます(※)。電動ファンが回り始めればOKです。 水面が下がるようであれば水を足してください。

    ※)具体的には、ラジエター上に繋がるアッパーホースを触ると熱湯が通っているのがわかります。 結構熱いので軍手などをすると良いです。

    (暖機中)
  10. サーモスタットが開くと水面が上がってきて、濃い色のLLCが出てきます。
    (LLC循環中)
  11. ここまで来たらエンジンを止めて、LLCが冷えるのを待ってから抜き取ります。 最初より薄くなっているのがわかります。
    LLCを抜くときは必ずエンジンが冷えた状態で行ってください(最大で100℃近い熱湯が出ます!)。
    (LLC抜き2回目)
  12. 3回目です。かなり薄くなりました。4回目でほぼ透明になったので止めました。これで古いLLCは全部抜けました。
    (LLC抜き3回目)

これで抜き取りは完了です。

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