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「車高調整式サスペンションの車高調整方法」

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作業(リア)

  1. リアの車高調整ですが、以前ブログバネを付けたまま挑戦しましたが、これは無謀だった(というか壊れそう[汗])ので、今回は分解することにしました。 分解に必要なのは、サスペンションとボディを繋ぐ17mm角のボルト2本(左右)だけです。 本当にたったコレだけで固定されています(ある意味怖い(^^;)。 このボルトを左右外すとバネへのテンションがなくなり自然と外れます。

    (リア分解)

    ここで、またはまりポイントがあります。 いきなり何もせずにネジを外そうとすると、バネのテンションがかかっているので緩むはずがありません。 まずは、純正ジャッキなどで下側を支えてネジにテンションがかからない状態にします。

    メンバーが左右に繋がっているので、両側同時に純正ジャッキで支えておくと良いです。 うちの場合は、1個しかパンタジャッキがなかったので、油圧ジャッキで代用しましたが、 油圧ジャッキは微調整が効かないのでちょっと面倒です。

    この状態にしてCRC556を吹き付ければ、後は気合で緩むはずですが、うちのマーチは運転席側は外れましたが、 助手席側が固くてビクともしませんでした(T_T)。

    (エクステンション)

    ここで困ったときの秘密兵器のエクステンションの数々です。 これらを駆使して「うんぬぉぉぉぉ~!!」と叫びながらやったら緩みました(笑)。 最初に工具が大事と言ったのはこういうことです(これでもネジを舐めかけてます(^^;)。

  2. サスペンション(ショック)のネジが取れたら後は簡単で、ジャッキを少しづつ下ろせば勝手にバネが外れます。 この時にバネの下のゴムクッションの位置や向きを覚えておいた方が良いです(戻すときに苦労するので…)。

    (リア分解後)

    分解してみるとかなり汚れていた(砂も噛んでいた)ので、カーシャンプー&歯ブラシでジャブジャブ丸洗いしてやりました。 車高調整は簡単で、付属のフックレンチでロックナットを緩めて、後は手で回せば簡単に調整できます。

    後は元に戻すだけですが、一人だとちょっと難しいです。 なぜかというと、メンバーが左右で繋がっているので、片方のジャッキを上げると、もう片方も上がってしまい、バネが入れにくいという状態になってしまうからです。 なんとか元に戻せましたが、二人で左右同時に作業するのが理想です。

調整完了

(正面)

たった3cmの違いのはずですが、かなりかっこ悪くなりました(笑)。 しかし、これだけ上がってくれればある程度の雪道なら耐えれそうです(12SR純正より+2cmアップは大きい!)。 結局、大雪だと歯が立たないと思いますけど(苦笑)。

(フロント)(リア)

車高変化がわかりやすいフェンダーの隙間の画像を載せておきます。 フロントは拳を入れてもまだまだ余裕があります(^^;。これがマーチ標準車の車高だと思うと恐ろしいです…。 リアは指3本半ってところでしょうか?。リアは構造上の問題で標準車の車高にはならないんですが、12SR純正より+8mm上がってます。

HKSの車高調を選んだ理由が、一番車高が上がるからというものでしたが、 これだけ車高が上がれば雪道でもかなり効果がありそうです。 これを選んで正解だったかな。

12SR純正との比較

(正面)
(背面)

バンパーで地上高が低くなっているにも関わらず、中期型12SR純正より地上高が稼げてます!。

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