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「エンジンオイル交換の豆知識」

(2005/03/23)
エンジンオイルの豆知識についてです。

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オイルレベルゲージのHより多く入れた場合

以下のような症状が発生します。
  • フリクションロス(撹拌抵抗)の増加。すなわちパワーダウン、燃費の悪化を引き起こす。
  • ブローバイガスの増加(マーチの場合、エアクリボックスに戻ってくるのでべとべとになる)。
  • 極端にオイルが多い場合は、吸気経路からオイルがエンジンルームに入りマフラーから白煙が出る。

…と、ろくなことはありませんが、エンジンが壊れることはありません。

オイルレベルゲージのLより少ない場合

坂道やコーナーリング中など傾いている場合に、オイルポンプがエアを吸い、 オイル切れ→焼きつき→エンジンブローと深刻なダメージを受けます。

オイルの量をチェックする場合の注意点

以下の点に注意してください。

  • エンジンの冷えた状態で行うこと (エンジンをかけると、オイルが循環して減ったように見えてしまうため)。
  • フィルター交換時は一旦暖気してから、エンジンを冷やして、油量をチェックすること。
  • オイルは走行中に減るため、オイルレベルゲージのHとLの中間以上を保つこと (中間以下は要注意、Lぎりぎりは危険信号)。
  • エンジンを回すほど、エンジンオイルが減るのでこまめにチェックすること。

オイルの抜き方

オイルが足りない場合は、足すだけで良いのですが、 オイルを抜くのは面倒です。 今回は、インターネットでみつけた裏技を紹介します。

  1. 用意するのは、シャンプーなどに付いているポンプとホースと 容器(缶ジュース位の大きさ、半透明が良い)です (ホースは外形6mm/内径4mmの固めの物を使用、長さは60~70cmあれば十分です)。
    (ポンプ)
    ※画像はオイルを抜いた後の状態です。
  2. オイルレベルゲージを完全に抜き、その穴にホース差し込み、ポンプを連結させます。 後は、ポンプを押すとオイルが抜けるので、容器で受け取ってください。 油量の調整くらいならこれで十分です。 間違ってもこれでオイル全交換などをしないでくださいね(笑)。
    (差込箇所)
  3. 容器一杯分(約400ml?)を抜いたところ、レベルゲージが画像の量だけ下がりました。 L~Hまでは、大体800mlくらいと想像できます。

    油量調整をした結果、吹け上がりのレスポンスが元に戻りました!。 オイルの量って大事なのですね(勉強になりました)。
    (レベルゲージ)

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