ボディー同色化中…

こんばんわ。盆休み真っ只中です。

盆休みは特に予定を立てなかったので、意外と暇な状態になっています[:汗:]。
お金がなくて暇なときに出来る作業と言えば、缶スプレー塗装です。
懲りずにまた塗装をやっちゃいました(爆)。

前までは大物(ドアパネル)とか、部分塗装で境目をぼかすとか、難しいところからはじめてしまい、塗装の苦しみを味わって大嫌いになってしまった(笑)ので、今回は完全に取り外しが出来て全面塗装できる小さな部分に挑戦しました。
エンブレム塗装は楽しくキレイに出来たので、塗装の喜びを知ることが出来ました[:にかっ:]。

普通考えるとドアノブ?って思うけど、意表をついてドアミラーのベース(樹脂部分)を塗装しました(下の画像の赤い部分)。
ドアノブもついでにやるつもりが、トルクスネジを緩める工具がなくて断念[:しくしく:]。
ドアミラーベース
なぜここかというと、ボディーは真っ黒なのにここだけ樹脂で、しかも日焼けして白っぽくなって来ていたので気になっていたからです(嫁の軽四はボディー同色で高級感があったのも理由の一つ。軽四に負けてるぞマーチ!?)。

取り外しは、ドア内側の三角カバーを剥がして、ボルト3本緩めるだけなので書くほどでもありません。
樹脂の部分はざらざらがなくなるまでひたすら600番のペーパーで削ります(地味だけど重要)。
ドアミラーを分解するのが面倒だったので配線付きのままでやりました。
水にさらすので、ラップやビニール袋+輪ゴムで防水した方がいいかもね?

塗装ブース
我が家の特設塗装ブース(爆)にて塗装します。

塗装左塗装右
以下の、基本的な塗装工程で仕上げました(もう、本を見なくても出来ます(笑))。
1.シリコンオフで丁寧に脱脂。
2.エンブレム塗装で余ったバンパープライマーで塗装の下地作り(樹脂は塗装を弾きやすいので)。
3.ボディー純正色の缶スプレーで本塗装!
4.数分後にクリアーをたっぷり塗装!(昔の教訓で塗らないと艶が出なかったので)

本当は、ドアミラーのベースからミラー部分を取り外したかったんですが、配線をカットしないと外れない構造になっていたので、電動格納ミラーの配線が付いたまま作業しました[:汗:]。<マスキングが必要でちょっと面倒です

今回の塗装はかなりうまく行きました![:にかっ:]。
やっぱり塗装は4~5回以上失敗しないとうまくなりませんね。
これまでの教訓をまとめると。

【出来ないこと】
・大きな場所はプロに任せる。
・部分塗装で境目を隠すのは至難の技なのでプロに任す。
・初心者の缶スプレー補修は、必ず失敗するので大物に挑戦すると後悔する(自分は高い授業料払いました)。
・研磨や塗装は良いけどパテ盛りは失敗するのでやめた方が良い(プロの人にしてみれば何も触らず持ってきてくれ~!っと思うそうです(^^;)。
・完全無風の塗装ブースと、エアガン、電動ポリッシャーがある場合は大物が出来きそうな気がする(環境の差はでかい)。

【出来ること】
・まずは小物から練習しよう!(失敗しても交換可能な部品で平面的な物)
・補修用の冊子はHOLTSとSoft99で内容がかなり違うので両方見たほうが良い。
・補修用の冊子は役に立つことも書いてあるが、結局経験を積まないとうまく行きません(初めは失敗すると思ってください!)。
・風のないところを探す(今回のように四方を囲むとか)。
・下地処理は手を抜かない。
・スプレーは20~30cm離して吹け!と書かれているが気温によっては空中で固まってしまう(ざらざら、粉粉な表面になる)ので近づけたほうが良い場合もある。
・ボディー色の塗装だけではザラザラになりやすいので、クリア塗装はした方が良い(クリアでザラザラな塗装が溶けて滑らかになる)。
・クリア塗装は表面が濡れた感じ(洗車で水かけたような感じ)になるまでたっぷり吹いた方が良い(垂れる寸前が一番美味しいが透明なので慣れないと垂れてしまう)。
・塗装時に濡れた感じにならなかった物を後で磨きでキレイにするのは数倍時間がかかる(塗装で一番時間がかかるのが研磨なので…)。

塗装後
出来栄えはご覧の通り!。遠目なら磨かなくても見れるほどになりました[:にかっ:]。<これが最初から出来れば…OTL
塗装も慣れてきたので2時間くらいで終わりました。
キレイに出来たので磨きで苦労することは少なそうです(一晩乾燥中です)。

今回はボディーカラー1本(千円)だけで出来ました(他は全部家に転がってました(笑))。
これが成功すれば、ドアノブやエンジンヘッドカバーなど夢が広がります。
塗装は原価が安い割りにはインパクトがあるので、貧乏人には良いかも知れません。(でも補修はこりごりです(爆))