スイッチボット加湿器を修理してみた

これ設計上の欠陥じゃないの?(センサーがデリケートすぎる)

はじめに

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約2ヶ月前に購入した加湿器ですが、メンテナンスで乾燥させた後、再稼働させるとエラー(赤ランプ)で動かなくなりました😢。

一瞬動くんですけど、水が入っているのに水量不足と表示され、すぐに止まってしまいます...。

ネットで検索すると同じトラブルを抱えている人が大量に見つかったので、製品の構造的欠陥のようです。(長くても1年は持たない模様)

修理

さすがに壊れるのが早すぎるので、ネットで修理方法を調べて、直そうと思ったんですけど、全然HITせず、唯一見つかったのがYahoo知恵袋程度でした。

一応、そのスレッドで分解できることがわかったので、ダメ元で修理してみました。

注意事項

  • 普通の人は1年保証で交換してもらいましょう。一度分解すると保証が効かなくなります。
  • 修理は全て自己責任となります。最悪の場合、センサー不良による空焚きや、電源部分からの発火で火災が発生する可能性があります!
  • 本記事を参考に修理した場合、筆者はいかなるトラブルも責任を取りません。

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本体裏の3か所のネジを取ります。(普通のプラスドライバーで行けます)

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これでケースが上下に外せます。

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これが水量センサーです。

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ペンチで引っ張ると引っこ抜けます。

樹脂ボンドみたいなものが一緒に取れてしまいますが、1か所だけ爪がかかっているので、挿し戻した時にグラグラにはならなかったです。

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仕組みとしては、センサーとマグネット付きのフロート(浮き)が反応して、水深を電気信号で制御部に送っているようです。

これが、一番下まで行くと水量不足は理解できるんですけど、浮かせた状態でもエラーになるのが理解できませんでした。

あと、タンクを外すと加湿器が止まるので、別のセンサーがあるはずなんですけど、どこにも見つかりません(謎すぎる)。

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試行錯誤して調べた結果、どうやら、この磁力センサー1個で水量不足とタンク外しと通常動作の3つを検出しているみたいです。

普通に動作する「②通常」の位置よりも、高くても低くても動かなくなるという仕組みなので、数mmでもずれたら、すぐに赤ランプで動かなくなります。(こりゃ、長時間使っているとすぐ故障するわ...)

復活!

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今回は、センサーを抜き差しするだけで、一旦直りました(接触不良か?)。

でも、仕組み的にいずれ壊れそうな感じなので、加湿器は別のメーカーのものを選んだ方が良いかもしれません。指ロボットやコンセントスイッチは優秀なので、switchbotは本業のスイッチ類だけ制御するのが良いかもしれませんね🤔。

では、また!

追記:2023/04/23

毎日使っている時は大丈夫だったんですが、2~3日動かさなかったら、また壊れました😢。正直、センサーの微調整が面倒過ぎてやってられないので、別の加湿器を買うことにしました。